スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


スポンサー広告 | --------(--) --:--:-- | トラックバック(-) | コメント(-)

「平和的祭典北京五輪」 海堂尊著 (オール読物1月号収録短編) レビュー

「平和的祭典北京五輪」 海堂尊著

本 内容

オール讀物 2009年 01月号 に短編として収録されています。
2008年に中国北京で開催されたオリンピック。裏では大変なことが起きていた・・・。
水泳で金メダルをとっている平沼揺介は、またもや北京オリンピックに出場する。彼の手を組み膝に置き、そこに頭を垂れて意思統一を図るというボーズを、マスコミは「勝利への追慕」と名づけ、まねをする人々が大勢いた。
しかし、実は、このボーズは、偏頭痛を抱える揺介が前かがみになると少し楽になるためにやっていたことだった・・・。
揺介のライバルであるアメリカのマグワイアは経済的理由から出場辞退。
揺介自身も妻から「いったいいつまでオリンピックに出るんでちょうねぇ」と言われていた。
4年に一度の祭典のオリンピックなのに、なぜ・・?
そして、裏では国連事務総長を暗殺するという企てが・・・。


全11ページ(上下段)

発売日: 2008/12/22


海 読後レビュー

なんと、いつもの登場人物は一人も出てきません。
唯一、平沼揺介が「夢見る黄金地球儀」の平沼家と名前が似ているので
親戚?かと思われますが・・・??

そして、何で4年に一度のオリンピックに出れない、or、出にくいんだろう・・・と思っていたら
驚くべきことになっていました!

そうかそうか、それは面白い案です。
そういう平和永続の試みは、実際問題としてばかげているかもしれないけれど
とても面白い試みだわ。

紛争のなくならないこの世の中。
せめて4年に一度の五輪開催中だけでも、平和であってほしいですね。

いつもの世界と違いましたが、なかなか面白い短編でした。
IOCのタマランチャ会長が“アクティブ・フェーズ”と言っていたのには、笑いました!

<登場人物>

平沼揺介 : 競泳平泳ぎ日本代表。金メダル&世界記録保持者。偏頭痛持ち。
         手を組み膝に置き、そこに頭を垂れるポーズ『勝利への追慕』で有名。
揺介の妻 : 6人の子持ち。
揺介の子供 : 小学生の睦月と弥生。乳児の水無月ほか3人で、計6人。
マグワイア : 競泳平泳ぎアメリカ代表。今回は出場辞退。
去年5人目の子供が生まれる。

ドミトリー・ヴァン・グレン : 
       国連事務総長。北京オリンピック開催決定以降、沈黙を守り、
       『サイレント・グレン』と呼ばれる。“グレン・ドクトリン”を提唱。

タマランチャ : IOC会長。3年ぶりにグレン総長と口が聞けた。

ナボトフビッチ : ロシア軍極東方面司令部総司令官。スナッペズの精鋭部隊を掌握。
           ノルガ共和国独立戦争の時には『砂漠のサソリ』と謳われる戦略を
           用いた。今は、グラジオストク共和国の独立運動に対している。
         
*名前のみ
プーランドット : ロシア大統領。国連絶対主義。
陽国東主席 : 中国国家主席
ブブロナチワ : やり投げ金メダリスト。通算14個の金メダル保持者。
タマランチャの秘書
記者たち


●時期
2008年5月~2011年10月

<メモ>

  *下記、ネタバレですので、見たい方だけ、ドラッグしてください。

・北京でオリンピックを開催するにあたり、開催中に自国内部の反乱がおきることを恐れた中国政府が弾圧のお墨付きを得るため、オリンピック期間中は、世界中の交戦行為を一切禁止するという通達をIOCから出してほしいという要求があった。IOCのタマランチャ会長は国連のグレン総長に相談した結果、中国政府の依頼を逆手に取り、世界平和のために、IOCに対し、オリンピック開催期間の無期限延長を命令。実際にオリンピックは3年近く継続されていた。
そのために、いろいろな弊害が出ていたのだ!

戦争をしたがっているナボトフビッチもいた、中国もいいかげん閉会してほしかった。
そのため、グレン総長に対する暗殺計画が複数発生。
中国人民軍精鋭部隊から、部隊随一の格闘家、
ロシアからナボトフビッチ極東方面司令部総司令官がKGB長官に働きかけて秘密組織が
中国チベットの人民軍の総司令部からも腕利きのスナイパーが
さらにCIAからも狙われていた。

これに対し、“アクティブ・フェーズ”、スナイパーを雇って先制攻撃を仕掛けようというタマランチャ会長に、もういいんだというグレン総長。

アメリカのマグワイアは経済的理由でオリンピック出場を辞退したことで周囲に非難され、それに耐えかねて自殺した。この件でグレン総長は自殺して、オリンピックを閉会させることを決意した。

記者会見で、自殺したグレン総長が、五輪継続開催をやめされる権限があることを笠に着て、IOCから長年金品を巻き上げていたというスキャンダルを隠ぺいするために自殺した・・・というタマランチャ会長。
この嘘は、グレンが死んだらタマランチャ会長が狙われ、タマランチャ会長が死ねば“グレン・ドクトリン”は消滅してしまうことを防ぎたかったものだった。
そして、目論見通り、メディアはグレン総長と切り離して、“グレン・ドクトリン”を続ける意義を主張した。

“グレン・ドクトリン”とは、北京オリンピック開催中は世界中の交戦行為を禁止するという提唱。

タマランチャ会長の記者会見後、第38節北京オリンピック競泳平泳ぎで平沼揺介が今年3回目の世界新記録を樹立、さらに通算金メダル数は15個となり、個人で単独首位になったというニュースが流れた・・・・。まだやってるんですね・・・。


スポンサーサイト


海堂尊-小説 | 2009-02-09(Mon) 12:05:30 | トラックバック:(0) | コメント:(2)
コメント
こんにちは!
オール讀物に短編が載っていたなんて知りませんでした。
情報ありがとうございます!!
早速買いに走りたいと思います。
そうじゃないとファンさんの記事を反転させられません(笑)
2009-02-10 火  09:13:23 |  URL | ゴウ #- [編集]
ゴウさん

> こんにちは!

こんにちは~♪

> オール讀物に短編が載っていたなんて知りませんでした。
> 情報ありがとうございます!!

いえいえ(*^_^*)
でも、いわゆる桜宮サーガではないんですよ。
短編はそこから抜け出して書いていくのかもしれませんね。

> 早速買いに走りたいと思います。
> そうじゃないとファンさんの記事を反転させられません(笑)

あはは(笑)
私は、反転されてる記事って、見ないでいるのは、かなり気合いがいるんですよね。(早く知りたいから)
もちろん、見るのも勇気がいるんですけどね(^^ゞ (あー、見ちゃったーって思いますもんね)

ではご覧になったら、反転してください!!

ゴウさん、コメントありがとうございます♪
2009-02-10 火  21:08:19 |  URL | 海堂尊ファン #- [編集]
コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


Copyright © 海堂尊非公式ファンサイト!登場人物のリンクを見てみよう! All Rights Reserved. Powered By FC2. 
Template Desingned by とほほニュース
SEO対策: SEO対策:海堂尊 SEO対策:ドラマ SEO対策:小説
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。