「発心のアリバイ」(『このミステリーがすごい!』大賞作家 書き下ろしBOOK vol.8掲載)レビュー!



『このミステリーがすごい!』大賞作家 書き下ろしBOOK vol.8


「発心のアリバイ」(『このミステリーがすごい!』大賞作家 書き下ろしBOOK vol.8掲載)レビュー!

本 内容
「加納&玉村」シリーズ最新作。『玉村警部補の事件簿』の「エナメルの証言」の続編。休暇でお遍路参りに行く玉村に
ついてきた加納。そこで賽銭泥棒が起こり・・・。

単行本: 255ページ(「発心のアリバイ」は50ページ)
出版社: 宝島社 (2015/2/10)

海 読後レビュー。

12月の「カシオペアのエンドロール」で加納・玉村コンビの話が久々に読めました。
2月も続いて加納・玉村シリーズの短編が出ました。どうやら今後続くようですね。いくつか短編が出た後は、「玉村警部補の事件簿2」みたいに出るのかな。

さて、今回はお遍路参りです。遍路といえば・・・“ヘンロ”というハンドルネームで玉村がネットゲームをやっていたことを思い出しますねぇ。
なぜ遍路?と思っていましたが、そういえば、「エナメルの証言」で捜査の手から逃れたネクロ・デンティストの栗田が四国に行ったなぁと思い出し、それが関係しているのかな?と思いながら読み進めました。

リフレッシュ休暇でお遍路参りに行く玉村に加納がついてきて、一緒に回るんですが、正しいお遍路参りがしたいのに、加納に引っ張りまわされてしまう様子が笑えます。
このコンビ、田口・白鳥とは少し違うけれど、本当に笑えるコンビです。
凸凹がさらに深いような感じ。

ついてきた加納が四国に行きたい理由。それはやはりネクロ・デンティストの件だったんですねー。結局、今回はこの件は深く調べることはできないままですが、遍路途中で賽銭泥棒が起こり、阿波県警に捜査協力を頼まれます。

そこでの加納の見事な推理で、事件はすぐに解決するのですが、今回は事件そのものよりも、「お遍路シリーズ」の始まりという感が強い作品でした。
個人的に全く興味のなかったお遍路についても、少し知ることができました。今後、この2人がどういう道中を過ごすのか、ネクロ・デンティスト栗田は捕まるのか気になります。


<登場人物>

加納達也  : 警察庁刑事局刑事企画課電子網監察室室長・警視正
        桜宮署に2年間出向してから、本庁に戻ったが、暴力団の捜査で桜宮署に再出向中。

玉村誠   : 桜宮警察署 警部補。

老婆 : 霊山寺の売店の店番。

豊田 : 大日寺の納経帳の筆記者。病欠の金井の代わり。
仲野 : 大日寺の納経帳の筆記者。

副本部長 : 阿波県警副本部長
福武 : 阿波県警本部長。
武藤 : 阿波県警老刑事。賽銭泥棒担当。

老婦人 : 賽銭泥棒に間違われた。

*名前のみ
金井 : 大日寺の納経帳の筆記者。病欠。

●時期
2010年3月~7月くらい(桜宮人生ロンダリングシステム壊滅後1年くらいということから)

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海堂尊-小説 | 2015-03-21(Sat) 22:47:53 | トラックバック:(0) | コメント:(0)
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