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「ガンコロリン」 海堂尊 著 レビュー

「ガンコロリン」 海堂尊 著 レビュー




ガンコロリン

本 内容
ついにガン予防薬完成! と思ったら……鬼才炸裂のメディカル・エンタメ傑作集! 医学とは悪食の生命体である――夢の新薬開発をめぐる大騒動の顛末を描く表題作ほか、完全な健康体を作り出す国家プロジェクトに選ばれた男の悲喜劇を綴る「健康増進モデル事業」、医療が自由化された日本の病院の有様をシニカルに描く「ランクA病院の愉悦」など、奇想の中に医療の未来を映し出す海堂ワールドの新機軸!

アヒル。 目次

健康増進モデル事業
緑剝樹の下で
ガンコロリン
被災地の空へ
ランクA病院の愉悦

単行本: 205ページ
出版社: 新潮社 (2013/10/22)


ちなみに・・・
この本は「小説新潮」「小説現代」で掲載された過去の医療短編小説5編をまとめたものです。

健康増進モデル事業・・・「小説新潮」2012年6月号
緑剝樹の下で   ・・・「小説現代」2010年12月号
ガンコロリン   ・・・「小説新潮」2013年6月号(「ガンコロイン騒動記」改題)
被災地の空へ   ・・・「小説新潮」2011年11月号(「被災地の空へ―DMATのジェネラル」改題)
ランクA病院の愉悦・・・「小説現代」2013年10月号(「全自動診断装置・トロイカ君」改題)

「緑剥樹の下で」 と 「被災地の空へ」 は以前レビューを書いているので、そちらを参照ください。

他3篇は読んでいたものの、レビューを書いていなかったので、ここでご紹介します。



「健康増進モデル事業」

海 読後レビュー。

冴えないサラリーマン、木佐誠一が厚生労働省医療健康推進室の健康増進モデル事業の候補に選ばれた。
ロボットのようなアシスタントが国家権力のもと、彼のストレスのもとである上司や、社内外のライバルを粛清していくというお話。
なんともびっくりな内容ですが、この事業、あったら面白いなと秘かに思ってしまいました。
だってー。胃潰瘍とかぜんそくとかストレスが原因だったとして、そのストレスの原因を取り除いてくれるんですよ!!パワハラ上司がそれでいなくなって、自分が出世とか!私には不要ですけどね(笑)
そしてこのモデル事業の責任者が久光譲治!あの「夢見る黄金地球儀」のジョーですよ!こんなところでこんな仕事してました(笑)
そしてジョーの上司である、レストラン「星・空・夜」にいた小太りの男性は、おそらく白鳥!
いろんなことやってるなーと笑ってしまいました。

<登場人物>

木佐誠一 :サラリーマン。30代前半。
奈良課長 :木佐の上司。
細川真美 :木佐の同僚。簿記の天才。
久光譲治 :厚生労働省医療健康推進室の健康増進モデル事業責任者。
業務遂行マシン三号:厚生労働省医療健康推進室の期待のエース。アニキ三号。
          木佐のアシスタントとなる。真夏なのにからし色の
         とっくりセーターを着ていて、木佐はラクダ君と心の中で呼んでいる。
小太りの男性:厚生労働省医療健康推進室長。

●時期
不明


「ガンコロリン」

海 読後レビュー。

これは世紀の大発明です!すべての癌を予防し、すべての癌を治す「ガンコロリン」。このガンコロリンを売ってるのが、あのサンザシ薬品(あとから「ガンコロリン本舗」と会社名を変えてます(笑))です。しかも、どこかで聞いた木下・・・。あー、いたいた。「ブラックペアン」の頃には営業やってました。この木下が創薬開発部の部長となっていて、このガンコロリンのおかげで出世します。しばらくはこの薬のおかげで、癌になる人が減り、発明者の倉田教授もノーベル賞をとって、サンザシ薬品も超優良企業になるんですよ。でも、ガンコロリンはすごい発明ですが、結局、ガンコロリンの効かない癌が出てきちゃうんですよね・・・。
この話は、IMDA(国際薬事審議会)の新薬認証の問題点や日本医師会との絡みや創薬の矛盾もついた内容となってます。懐かしい名前も出てきますよ!

<登場人物>

倉田教授 :極北大学薬学部教授。「ガンコロリン」発明。話す言葉が意味不明。
吉田   :助教授。倉田の言葉を翻訳する。
木下   :サンザシ薬品創薬開発部の部長。以前は営業部課長。常務に出世。
社長   :サンザシ薬品二代目社長。
多々良  :サンザシ薬品創薬開発部の最年長キャップ。
大浜   :サンザシ薬品創薬開発部の30代半ば未婚女性。部長に出世。
木島   :サンザシ薬品木下の秘書。
別宮葉子 :時風新報社社会部記者。
八神直道 :IMDA(国際薬事審議会)所長。未来医学探求センター所長兼務。
      元厚生労働省の医療安全啓発課長。事務次官レースに敗れ、天下り。
中尾   :日本医師会副会長。
菊間   :日本医師会委員。浪速の開業医。
鹿島   :日本医師会委員。外科系の開業医。
笹崎   :日本医師会委員。内科医。

●時期
2010年~2012年(八神が未来探求センター所長から推測)


「ランクA病院の愉悦」

海 読後レビュー。

これは病院がランク別に分かれた病院の内幕の話です。
ランクA病院が、1回の支払い10万円以上、ランクBは1万円~10万円未満、ランクCは1万円未満と明快に分かれています。
主人公の終田千粒はいつもはランクC病院で、トロイカ君というロボット問診で薬をもらうのですが、週刊誌の取材でランクAにも行くことになります。
ランクAは雰囲気も違い、対応も美人で若い女医と看護師。一生懸命話も聴いてくれるし、手当て(歌を歌いながら本当に手を当てる)をしてくれます。しかし!問診の内容はトロイカ君と同じ!
終田はその実情を記事にするのですが、週刊誌の編集者はその記事を逆手にとる・・という話。
特に知った顔は出てきませんが、トロイカ君の問診で、結果によって「登場大学医学部・不定愁訴外来へ」という紹介状が出ます。それがおそらく、田口先生のところなんでしょうね。

<登場人物>

終田千粒 :作家。ツイッター川柳にはまっている。30代前半。
P    :終田の担当編集者。
R    :「週刊来世」の編集者。ピンととがった髭。
女医
看護師

●時期
不明

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海堂尊-小説 | 2013-11-05(Tue) 15:32:33 | トラックバック:(1) | コメント:(2)
コメント
海堂尊ファンさん、こんにちは(^^)。
いつもホントにお世話になってます。
久しぶりに気軽に読める海堂作品で、良かったです♪
ガンコロリンの未来、ちょっと怖いですよね・・・(^_^;)。

今回も私のブログに引用させて頂いちゃいました~。
2014-07-16 水  17:27:06 |  URL | 水無月・R #- [編集]
水無月・R さん

> 海堂尊ファンさん、こんにちは(^^)。

お久しぶりです♪こんばんは!

> いつもホントにお世話になってます。

いえいえ、お役にたてるだけで嬉しいです(*^_^*)

> 久しぶりに気軽に読める海堂作品で、良かったです♪
> ガンコロリンの未来、ちょっと怖いですよね・・・(^_^;)。

ほんとに半分はお気軽な感じでしたよね。
ガンコロリンの未来、なんだか納得しちゃいましたよ・・・。
夢の新薬ができても、病気とは追いかけっこなんだなぁ・・。

> 今回も私のブログに引用させて頂いちゃいました~。

ありがとうございまーす♪いつでもどうぞ(*^_^*)
2014-07-16 水  22:22:14 |  URL | 海堂尊ファン #- [編集]
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2014/07/16 17:09 | 蒼のほとりで書に溺れ。 | 『ガンコロリン』/海堂尊 ◎ 星新一のショートショートみたいだなぁ~、って思いました、まず(^_^;)。 いや、ショートショートにしちゃあ長いんですけどね。くすくす笑えて、読み終わったら「未来って夢ばっかじゃないよなあ(苦笑)」って気分になる感じが、それっぽいような。 軽~く読める海堂尊さんって、久し振りな気がしますね。 おなじみのアノ人たちがちょこちょこと顔を出す短編集、『ガンコロリン』大変楽しく読みました♪


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