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「緑剥樹の下で」 海堂尊 著 レビュー

「緑剥樹の下で」 海堂尊 著 レビュー (小説現代 2010年 12月号収録)




本 内容
「小説現代 2010年 12月号」に収録された短編。
南アフリカの小国ノルガ共和国。内戦が続くこの国で、セイと呼ばれる医者が王族の子供を助けようとする・・。


全18ページ(上下段)
発売日:2010年11月22日


海 読後レビュー

といっても、なんと1年半前のですね(^_^;)
最近ようやく少し余裕が出てきまして、過去の作品でレビューをアップしていないものをチェックしております。
この短編も読んで「おぉっ!」と思ったまま、ご紹介する余裕がなく・・・すみません(^_^;)

で、早速ですが、このタイトルからして、まず「??」疑問でした。

「緑剥樹」は南アフリカ・ノルガ共和国の国樹。カバノキ科で緑色の薄皮が剥がれるので、緑剥樹という別名があるそうです。

ノルガ共和国といえば、「チーム・バチスタの栄光」 のアガピ少年や、「モルフェウスの領域」の大使館付き医務官を思い出しますよね・・・。

物語はセイという名の医者が主人公。ステラ・キャメルと呼ばれるノルガのオアシスの街。
内戦で平和だった頃の見る影もなくなってしまった街。
青空教室で子供たちに勉強を教えたり、治療をしています。
ノルガ王国を代表する火酒“クラマルタ”の青い瓶を持ってます。

あるとき、シシィという子供が高熱を出します。マラリアにかかっていることがわかりますが、シシィは小さすぎて持っている薬が使えず、亡くなってしまうんですね。
それがきっかけでセイは今までいた小宮殿を出てベルテグリの木の下でハンモックで過ごすようになり、そこでシシィがマラリアになったきっかけを見つけます。

長老の部屋でノルガの王、サンディエ陛下に会い、原因となった水溜りの蚊を退治するよう、油をまくよう依頼します。蚊がいなくなり、マラリアも激減。
セイは王に呼ばれ、そこで少年を診るのですが・・・・。

驚きましたねー。

手術をしなければ余命1年と判断されたこの少年を、セイは内戦が激化するただ中を強行突破するんですよ。

そして最後に、国境なき医師団の監視カメラのビデオ映像・・・胸が痛み、涙が出てきました。

ちょっとまてーーーー!
こんなところで終わっていいの?
彼はどうなったの??

と気になって仕方がないのでした・・・。

今も世界のどこかで戦争が行われて、尊い命がたくさん亡くなっている事実。
その中で闘っている医師たち。
そして、彼がなぜここにいるのか、どうなったのか、いつか明かされてほしいと思います。


<登場人物>
 *登場人物にネタバレがあります。見たくない方はこれ以下は読まないでください。


セイ・トウカイ : ノルガ共和国の医者であり教師。
トンパ : 黒人少年。
シシィ : トンパの妹。
長老  : 村の長老。
リヴィ・サンディエ : ノルガの第35代王。40代。
アガピ・アルノイド : サンディエ王の息子。7歳。重い心臓病。

*名前のみ
シーポー : ノルガの子供。
テンミ  : ノルガの子供
サンタクルス : ゲリラの将軍。


●時期
(おそらく)2005年11、12月頃~2006年1月頃まで

<メモ>
 
  *以下内容的にネタバレ含みます。見てもいい人はカーソルでドラッグして下さい。


驚きました!!
「モルフェウス」で絶対に彼だと思った医務官がここでのセイでしょう。
酒好きで言葉の端々から伝わってきますよ。
彼が渡海征一郎だと。
サンディエ王もセイのことを「トウカイ」と呼んでいます。
渡海の「トカイ」をそう呼んでいるのでしょう。

そして、もう一つの驚きが。
なんと、「チーム・バチスタ」のアガピ少年が登場です。
サンディエ王の息子、正真正銘の王族です。
アガピの病気を心臓病と診断したセイ。
政府軍とゲリラ軍の戦争が激化し、サンディエ王はセイに
アガピを助けてくれるよう頼み、母親とともにセイに託します。

なんとかくぐりぬけて、国境なき医師団の宿営地についたセイは、
アメリカのサザンクロス病院にいるバチスタ手術のドクター・ミヒャエル(!!)に紹介してほしいと頼みます。
そして彼らを預けてすぐにまた、ステラ・キャメルに戻っちゃうんですよ・・。
「おれの生徒で大切な友達を忘れてきた」といって・・・。
どうなったの?セイは?

結局、サザンクロス病院ではなく、日本の東城医大に移送され、「チーム・バチスタ」の手により、手術は成功するんですよね。アガピは日本を拠点としてノルガ共和国の内戦に大きな役割を果たしていく・・・というのですが、その後の話は書いてくれるんでしょうか・・?セイのその後も含めて。海堂先生??

まさか、渡海がアガピを助けて送っていたとは!
ここまでつながっているとは!
いやー、参りました。
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海堂尊-小説 | 2012-03-12(Mon) 16:02:38 | トラックバック:(0) | コメント:(0)
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