「ジェネラル・ルージュの凱旋」映画化!?

最近、「ジェネラル・ルージュの凱旋」映画化!という話が、ネットにパラパラ出てるんですが・・。

堺雅人さんが出演するというお話。

でも、実は、私、まだ知らないんです。

誰か、情報ソースを知っている方がいたら、教えてください!!


ちなみに、『このミス』大賞受賞作家 海堂 尊のホームページ 宝島社での
海堂さんのニュースが11/21にアップされてますが、
その中で

>映像化で大きなニュースがあるのですが(まだ言えない)、

といった記述があります。

おぉ!これは、きっと「ジェネラル」のことなのですね。

いつかはっきりするとは思いますが、楽しみですね。

また、海堂尊の「死因不明でいいんですか?」  (日経メディカル内ブログ)では、11/26に同様の記事がアップされており、

>「死因究明に関する検討会」で、参加者は関係省庁(内閣官房、警察庁、法務省、厚生労働省、文部科学省、海上保安庁)の課長級からなる検討会です。おお、これって、『イノセントゲリラの祝祭』で予告された、彦根がいずれどこかで出席することになる会議なのでは、とびっくりしました。

とありました。海堂さんが描く未来が現実になっていくようですね。

で、宝島社のホームページにあった映像化の話はこちらにはありませんでした。
(日経メディカルだから、あたりまえ?)
「ジェネラル」は、宝島社から出版されている本だから・・・でしょうね♪



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海堂さんニュース | 2008-11-26(Wed) 21:41:48 | トラックバック:(0) | コメント:(2)

テレビドラマ「チーム・バチスタの栄光」第7話レビュー

第7話   「間違っていた推理・・・真犯人登場!」       2008.11.25.O.A



 *内容は、基本的に管理人のネタバレメモです。お気を付け下さい。


本 内容

「全員僕が殺したなんて、誰が言った?」「術死は続く、これからも。犯人は他にもいる」意味深な言葉を残した氷室(城田優)が、まもなく警察が到着するという時、逃走してしまった。
スワンガンカテーテルの改造されたリモコンの中から、氷室の指紋が発見された。
白鳥や警察が捜索を始めるなか、田口も氷室の行方を不安に思い、氷室の携帯に電話をかけ続けるがつながらない。
一方、チーム・バチスタのメンバーは刑事の青木から一人ずつ事情聴取を受ける。
犯人はもう一人いると言ったことについてどう思うかと聞かれても、氷室の行方についても、共犯者についても、メンバーは皆、心当たりはないと答える。

刑事は白鳥の大学の後輩。

プライベートでの付き合いを言及された大友は、二人きりで食事をしたことはないかと聞かれ、「一度もありません」と答える。

高いビルの屋上にいる氷室。携帯電話をかけた先は・・・大友直美。

氷室が屋上から身を乗り出したその時、氷室の携帯に電話をかけ続けていた田口のコールが。
「会って話がしたい。本心が聞きたいんです。」と訴える田口に、電話に出た氷室は、
「僕が飼っているハムスターが死んだんですよ。オペ続きで病院に3日泊まり込んで帰ったら。
僕、一瞬悲しいと思って。笑っちゃうでしょ。麻酔の実験でたくさん動物を殺してきたのに。
その日の午後、僕はバチスタで初めて人を殺しました。医者にとって命ってなんなんですかね。
オペの時、みんな心臓しか見てないんですよ。むき出しの臓器を見てると、相手が人だってことを忘れちゃうんですよ。心臓が再鼓動しなくなった瞬間、それが人だって思い出すんですよ。慌てて再鼓動させようとうする。」

「氷室先生は、オペ中ずっと患者の顔を見てた。氷室先生にとっては、どの患者もみんな、ものじゃなくて人だったはずです。」と田口。

「田口先生なら、死んだハムスターを見つけてきっとすぐに泣けるんでしょうね。」
「話すことはもうありません。」
「先生は真実を隠したまま死ぬつもりですね。」
「僕にはまねできないくらいパーフェクトな殺人です。オペ室だからこそできたんです。警察も白鳥さんも調べてもむだ。そしてまたいつか行われます。術死は続くいつまでも。」
「どんなに時間がかかっても徹底的に調べます。オペ室で何があったんですか?」
「今どこにいるんですか。今からそっちに行きます。誰も連れずに行きますから。約束します」

「約束か・・僕ね、ほんとに先生の家でもう一度食いたかったですよ、鍋。
社交辞令でも「また来てください」って嬉しかった。」
「新桜宮ビルの屋上です。待ってます。約束します。」と田口に約束して電話を切った氷室。

屋上で待つ氷室。足音に振り返って驚く。


自転車で駆け付けた田口がみたのは、屋上から落ちて死んでいる氷室だった。
懸命に心臓マッサージをする田口は、氷室の指先にあるメッセージに気づく。

氷室の場所をなぜ言わなかったのか、警察に教えていたら氷室を死なせずに済んだと
田口に詰め寄る刑事。

5件のうち4件しか明らかになってない。という白鳥に、
高階は「もう調査は結構です」と告げる。

そこで、田口は氷室と話した内容や、ダイイングメッセージについても話すが
調査はもういいと言われてしまう。

警察は、氷室が死んだ時間のアリバイをチーム・バチスタのメンバーに確認するが
特に怪しいことは何もなかった。

厚労省に帰るという白鳥に「僕一人で調べます」という田口。

氷室の指先に残っていた「N」について調べる田口。
「本当のことが知りたいんです。二度と人が殺されるところなんて見たくないんです。」と
藤原に言い、鳴海のイニシャルがNであることに気づく。

鳴海の所へ行き、
「氷室先生が言い残した言葉に、鳴海先生は何か心当たりはありませんか?」と聞く田口。
「全く心当たりはない」と鳴海。

氷室のダイイングメッセージを話し、
「氷室先生が最後に何を伝えようとしたのか、知りたいんです。」と聞くが、

「それで僕を疑っているの?僕には殺す理由なんてないけどね。」
「僕にはアリバイがある。氷室先生が死んだ時間、僕は兄と一緒にいた。」

直美にも同じことを聞く。

白鳥は合コンの最中、田口に電話をして今から来ない?と聞き、腹を立てる田口。

「ごめんなさい。今回の調査を田口先生に任せたらと病院長に推薦したのは私なんです。」と藤原。
「おわびに何か力になれるといいんですけど・・」

田口は、藤原との話から、氷室のマンションに行くことを思いつく。
そこでハムスターがいたケージを見て、泣きだす田口。
カレンダーに書いてある数字を見て何か気付いた!

氷室の部屋から帰る途中、合コンに行っていた白鳥と出会う。

田口「Nじゃなくて、「27」だったんです。」
白鳥「ビンゴだよ。ぐっちー。僕がつかんだ情報と一致してる。
緊急手術だったから、バチスタの器具一式を用意したのは研修医だった。
つまりケース27は改造したカテーテルは使ってない。」
白鳥は、手術室のナースに厚労省の若手を紹介するといって合コンを開き
内部情報を聞いていたのだ。

「ケース27で患者を殺したのは氷室じゃない。
すべてを氷室の犯行にするために、氷室を殺したのかもしれない。
犯人はあの中にいるよ。」

その頃、「チーム・バチスタは解散する。」と桐生はメンバーに話す。
しかし、鳴海は「だめだよ。バチスタはやめさせない」という・・・。


救急車 
衝撃の展開でしたねー!

氷室先生、殺されちゃいましたよ!!

まじめと優しさだけがとりえのぐっちーも、氷室のダイイングメッセージに気付いて
少しずつ真相に迫っていきますね。

でも、氷室とぐっちーの電話のやり取りを盗聴していた?と思われる白衣の後ろ姿・・・。

桐生先生では??

しかし、直美や鳴海も相変わらず、怪しげです。

どうも、羽場犯人説は間違いだったみたいですね。

やっぱり桐生??



海堂尊-テレビドラマ | 2008-11-25(Tue) 23:00:10 | トラックバック:(1) | コメント:(2)

実写版のキャスティング~

皆さんなら、海堂作品の登場人物をどんなキャスティングにしますか?

ちなみに、私は、現在、田口先生にぴったりイメージに合う有名人が思い浮かびません・・・(^^ゞ
その他の人も、また浮かんだら更新していきます♪



田口・・・うちの近くの小児科医にそっくりなんだけど・・・(無名(^^ゞ)
     豊川悦司(MediAさんより、ご提案いただきました!)
       演技派で、どんな役もこなしちゃう。「フラガール」の田舎青年の髪型で
       SOYJOYのCMのトヨマネのような感じで。冴えないけど鋭どそうな感じ。

    筒井道隆(SEAさんよりご提案いただきました!)
       雰囲気似てますねー。いい感じです!
本木雅弘(Motoyさんよりご提案いただきました!)
    根津甚八(まるたさんよりご提案いただきました!)

白鳥・・・八嶋智人 or 阿部サダヲ
       八嶋さんは口調がぴったりな感じ。
       阿部さんはイメージも合ってるし、ちぐはぐなブランドも似合いそう(笑)
     香川照之(Motoyさんよりご提案いただきました!)
田口浩正(海堂ジャンキーさんよりご提案いただきました!)


姫宮・・・綾瀬はるか
       ぼーっとしてて、かわいくて、背は高めで、カチッとスイッチが入りそう(笑)
     小泉深雪(Motoyさんよりご提案いただきました!)
     松下奈緒 (Motoyさんよりご提案いただきました!)
     深田恭子(海堂さんご自身は、深キョンのイメージだそうです)

高階・・・(今より10歳位若い)津川雅彦
       腹黒タヌキって感じ。
     児玉清(ノコノコさんより)
       すごいぴったりです!!

猫田・・・小林聡美
       いつも寝ていて、実はきれいで、やるときはやってくれそう。

花房・・・黒木瞳(綺麗でハヤブサっぽい演技もうまそう)
     白石美帆(うみさんより)

速水・・・伊原剛志  (ドラマの桐生も合ってるけど、速水もいけそう)
     佐藤浩市  (ゴウさん&MediAさんよりいただきました!)
      チュッパチャプスを口に入れて佐藤ちゃんたちに指示してる姿が浮かびます♪
     豊原功補 (Motoyさんよりご提案いただきました!)

藤原・・・名取裕子 
       ドラマで見て合ってるなと思いました。

加納・・・加藤雅也
       はまってるでしょう!!

兵藤・・・大泉洋   (なんかこんな感じ)

浜田小夜・・・蒼井優
          はかなげな感じと透明感が。

如月翔子・・・片瀬那々
          きれいで、自己主張激しく、てきぱきとしてそう。

佐藤ちゃん・・・筧利夫  (ゴウさんより案をいただきました!)
         速水に振り回されてるけど、言いたいことも言いそうで、さらにダジャレ好きっぽい。

桜宮巌雄・・・寺尾聰(ナースのたまごさんから案をいただきました!)
三國連太郎(MediAさんより、ご提案いただきました!)
         
彦根・・・ 成宮寛貴  (若手ですけど、なんだか銀縁眼鏡が似合いそうです)
      長谷川博巳  (桐生さんより案をいただきました!)
      大沢たかお  (Motoyさんよりご提案いただきました!)
      玉木宏    (TaKeさんよりご提案いただきました!)

島津・・・杉本哲太  (Motoyさんよりご提案いただきました!)


世良(若い時)・・・福士蒼汰(MediAさんより、ご提案いただきました!)

配役は? | 2008-11-21(Fri) 11:15:33 | トラックバック:(0) | コメント:(27)

テレビドラマ「チーム・バチスタの栄光」第6話レビュー

第6話   「オペ室の完全犯罪・・・犯人はお前だ」       2008.11.18.O.A


 *内容は、基本的に管理人のネタバレメモです。お気を付け下さい。


本 内容

オペ前室に再び置かれた殺人予告のバラ。田口は必死に手術の延期を桐生に訴えるが、
「たとえこの手で救えないとしても、患者を見殺しにすることはできない」と振り切られる。
CASE33のバイバス手術&バチスタ手術が始まった。
病院長は留守、白鳥も外出中。

オペ室に入室できなかった田口が観覧室から手術を見守る中、バイパス手術は順調終わる。
バチスタ手術に入り、最後に心血流が再開され、全員が祈るような気持ちで手術の行方を見守っていたが、再鼓動せぬまま3分が経過。桐生の指示で氷室が強心剤を打つ。
カウンターショックを繰り返すが、心臓は再鼓動しなかった。

そこへ「むだだよ」と白鳥が手術室に入ってくる。
「その心臓はもう動かない。今から原因を究明する。」とチーム・バチスタ以外の人間を外へ出す。
田口を手術室へ呼んだ白鳥は「もう一度、心臓を開けば、原因がわかる」という。
「解剖の許可がないとできない」という桐生に、白鳥は解剖の許可を家族に取りに行く。
「次の患者の命を救えるかもしれません、お願いします。」と土下座する白鳥。
桐生も来て頭を下げて、切った心臓をもう一度開く許可を得るが
開いた心臓を見て、「何も異常がない」という桐生。
「心臓に何の痕跡もなしに殺せるはずがない」という白鳥を、殴る垣谷。

「遺体を傷つけずに調べる方法はないんですか?」と白鳥に詰め寄る田口。
「あるよ。傷をつけずに中を調べる方法。」という白鳥。

エーアイ(Autopsy Imaging)死体画像病理診断を、遺族にも了承を取り
バチスタのメンバーに「なぜ術死が続くのか知りたいですよね。」と話す田口。
大友、鳴海も「知りたい」といい、病院長の許可も得ているという白鳥。(ウソでした)

放射線科ではできないといい、なぜかそこにいる黒崎教授も反対する。
そこへ高階病院長がやってきて、遺体をMRIで調べることを許可したという。
「誰かが証拠を見つけて、止めてやらないと、いつかまた犠牲者が出ます。」と田口。

MRIにかけられた遺体。
頭部異状なし。胸部、心臓アップ。バーチカル。ショートアクセスで見た心臓のある部分に異変が!
スワンガンズカテーテルが通るライン。
カテーテルには電極が付いている。電極から心臓へ通常の何倍も電気を通し、心臓を止めた。

解剖をしないことがわかっていた犯人。

「犯人はおまえだ。」白鳥。
「予告の薔薇も怪文書も。」と田口。




「いい線いってたんだけど、一歩遅かったね」
「子供にはスワンガンズを使わないので、子どもは殺せなかったと」いう氷室。

「なぜだ」叫ぶ桐生。

「なんでこんなことをしたのか答えてください。なんで5人も殺したんですか?」と泣く田口に

「全員僕が殺したなんて、いつ言いました。術死は続くいつまでも。犯人は他にいる。その中に。」とバチスタメンバーを指さす氷室。

「オペ室の殺人者は僕だけじゃない」

「誰の力にもなれませんでした」と田口が肩を落としている時、

氷室が逃げた!


救急車 

えー、おいおい、どうなってんのーーー!!

今回犯人がわかるっていうんで、早いなぁ・・と思っていたら!

なんか違いますよ。氷室先生、逃げちゃったし。

しかも予告によると、氷室先生は殺してない・・と白鳥言ってたし。

しかし、今回はちょっとどきどきしましたねー。

相変わらず、6回目になっても、伊藤くんのグッチー先生には違和感があるのですが
原作とは違う犯人って、もう羽場さんしかいないでしょ!!と思っていたら
白鳥が、氷室先生を指さすからびっくり!

しかも逃げちゃうし(^^ゞ

氷室は誰かをかばっているんでしょうか?
かばうとしたら、大友しかいないよね・・?
でも犯人は、大友じゃないでしょう・・・・。

謎は深まりましたが、ちょっとこの展開には驚きました(^^ゞ


●新しい登場人物

青木刑事 ・・・眞島秀和


海堂尊-テレビドラマ | 2008-11-18(Tue) 23:03:45 | トラックバック:(0) | コメント:(0)

全作品登場人物一覧表 & 登場人物作品相関表 (相関図)

全作品登場人物一覧表&人物作品相関図 
下記をクリックしてみてください。 (ブログ内で、うまく表示できなくてすみません)

「ケルベロスの肖像」までの長編小説の主な登場人物を網羅しています。(2012/8/29)

登場人物一覧表&人物作品相関図  ←クリック

尚、説明や漏れなどは、随時チェックし、追記していき、良いものにしていきます。


登場人物相関表 | 2008-11-18(Tue) 14:43:48 | トラックバック:(0) | コメント:(9)

「イノセント・ゲリラの祝祭」 登場人物一覧表と作品関連図


 *名前のみ登場している場合は△。

 *本のタイトルは省略しています。 (下記参照)

 バチスタナイチンジェネラル螺鈿たまご地球儀ジーンペアンひかりゲリラ23区青空モル
田口公平    
白鳥圭輔       
高階権太    
藤原真琴       
姫宮       
兵藤勉     
島津吾郎        
佐伯清剛         
速水晃一        
三船事務長           
鳴海涼           
曳地均          
笹井教授           
坂田寛平       
八神直道         
細井寛之            
袴田局長            
鴨下局長            
岩根事務次官            
砂井            
剣崎太郎            
西郷綱吉           
田島勇作           
日野真人           
小倉勇一            
田辺義明          
高安秀樹          
浅井貞吉        
相川太一        
西川洋子        
田村幸三        
片岡徹            
栗岡誠            
北田局長         
斑鳩芳正           
加納達也       
玉村誠      
老刑事            
若い刑事            
鈴木署長            
彦根新吾           
クリフ            
桧山シオン            
高嶺宗光            
小原           
別宮葉子        
須永医師            
中村清子            
中村浩昌            
中村和敏            
老婆            
浅沼岳導            
日上導師            

 
バチスタ  : 「チーム・バチスタの栄光」
ナイチン  : 「ナイチンゲールの沈黙」
ジェネラル : 「ジェネラル・ルージュの凱旋」
螺鈿    : 「螺鈿迷宮」
たまご   : 「医学のたまご」
地球儀   : 「夢見る黄金地球儀」
ジーン   : 「ジーン・ワルツ」
ペアン   : 「ブラック・ペアン1988」
ひかり   : 「ひかりの剣」
ゲリラ   : 「イノセント・ゲリラの祝祭」
23区    :  「東京都二十三区内外殺人事件」 
青空    : 「青空迷宮」
モル    : 「モルフェウスの領域」 


田口公平 : バチスタ:41歳。ナイチン/ジェネラル:42歳。 螺鈿:43~44歳。
         (以上、講師)
         たまご:53歳(教授)。 ペアン/ひかり:医学部3年生  ゲリラ:43歳

高階権太 : バチスタ/ナイチン/ジェネラル:53,4歳 螺鈿:56,7歳
         (以上、病院長)
         たまご:65,6歳(東城大学学長)。
         ペアン/ひかり:おそらく34,5歳(講師)
         ゲリラ:56歳

藤原真琴 : バチスタ/ナイチン/ジェネラル/螺鈿/ゲリラ:60歳すぎ
         (愚痴外来専任看護師) 。  ペアン/おそらく40歳位(看護師長)

白鳥圭輔 : バチスタ:43歳。ナイチン/ジェネラル:44歳。 螺鈿:45~46歳。ゲリラ:45歳

姫宮    : バチスタ:白鳥と高階の話に登場。おそらく20代。
        ジェネラル/看護師としてICU研修、螺鈿:看護師として桜宮病院に潜入。
        ゲリラ:極北市に潜入捜査中。

兵藤勉  : バチスタ/ナイチン/ジェネラル/螺鈿/ゲリラ:
        神経内科学教室助手・医局長。  螺鈿では、すみれの情報源。

島津吾郎 : ナイチン/ジェネラル:42歳。(放射線科助教授)
         ペアン/ひかり:医学部3年生  ゲリラ:43歳

坂田寛平 : バチスタ/ジェネラル/螺鈿:白鳥の話や文書のみで登場

加納達也 : ナイチン:44歳。警視庁から桜宮警察署へ出向。
       ゲリラ:45歳。出向解除され、警察庁にいる。

玉村誠  : ナイチン/ゲリラ:桜宮署警部補。地球儀:刑事。

彦根新吾 : ひかり:20歳。速水の2つ下後輩。雀荘で「スズメ四天王」の一人。
         ゲリラ:41歳。房総救命救急センター診断課・病理医

小原    : たまご:57歳。文部科学省事務官。ゲリラ:45歳。文部科学省

別宮葉子 : バチスタ/ナイチン:24,5歳。 螺鈿:26歳。
        時風新報社桜宮支所社会部主任補佐。
        バチスタでは、時風新報桜宮版現代医療最前線シリーズ(8/15、16付)で
        バチスタを取材し、「チーム・バチスタの奇跡」という記事を載せている。
        ナイチンでは、最後の方で、白鳥の電話の場面で登場。
        ゲリラ:27歳。「神々の楽園」記事を執筆。 補佐から主任に出世。



  *各書に書かれている年齢を元に類推してますので、正確ではない可能性があります。




登場人物相関表 | 2008-11-18(Tue) 12:09:57 | トラックバック:(0) | コメント:(0)

「螺鈿迷宮」 文庫本 11/22発売!


「螺鈿迷宮」 文庫本 11/22発売!


ハードカバー購入を悩んでいた方に朗報!
「螺鈿迷宮」の文庫本が、11/22に発売になります!

1冊500円だから、上下で1000円です。

やっぱり手軽に携帯できて、保管に場所の取らない文庫本はいいですね!



  








海堂さんニュース | 2008-11-18(Tue) 10:15:07 | トラックバック:(0) | コメント:(0)

「ひかりの剣」 登場人物一覧表と作品関連図


 *名前のみ登場している場合は△。

 *本のタイトルは省略しています。 (下記参照)

 バチスタナイチンジェネラル螺鈿たまご地球儀ジーンペアンひかりゲリラ23区青空モル
田口公平    
高階権太    
速水晃一        
糸田教授          
前園先輩          
小谷         
鈴木         
河井         
清川志郎           
長村          
花村大樹          
高田信夫           
三上先輩           
彦根新吾         
清川吾郎         
新保先輩        
今井先輩          
坂部           
朝比奈ひかり           
島津吾郎        
塚本          
柴田          
久保          
菅井            
天童隆            
水沢栄司            
世良先生           
渡海先生          
朝比奈オジイ            

 
バチスタ  : 「チーム・バチスタの栄光」
ナイチン  : 「ナイチンゲールの沈黙」
ジェネラル : 「ジェネラル・ルージュの凱旋」
螺鈿    : 「螺鈿迷宮」
たまご   : 「医学のたまご」
地球儀   : 「夢見る黄金地球儀」
ジーン   : 「ジーン・ワルツ」
ペアン   : 「ブラック・ペアン1988」
ひかり   : 「ひかりの剣」
ゲリラ   : 「イノセント・ゲリラの祝祭」
23区    :  「東京都二十三区内外殺人事件」 
青空    : 「青空迷宮」
モル    : 「モルフェウスの領域」 



田口公平 : バチスタ:41歳。ナイチン/ジェネラル:42歳。 螺鈿:43~44歳。(以上、講師)
         たまご:53歳(教授)。 ペアン/ひかり:医学部3年生。 ゲリラ:43歳

高階権太 : バチスタ/ナイチン/ジェネラル:53,4歳 螺鈿:56,7歳(以上、病院長)
         たまご:65,6歳(東城大学学長)。 ペアン/ひかり:おそらく34,5歳(講師)
         ゲリラ:56歳

速水晃一 : バチスタ:41歳。 ナイチン/ジェネラル:42歳。(救急救命センター長)
        ペアン/ひかり:医学部3年生。 ゲリラ:43歳

島津吾郎 : ナイチン/ジェネラル:42歳。(放射線科助教授)
         ペアン/ひかり:医学部3年生。 ゲリラ:43歳

清川吾郎 : ジーン:40歳、准教授。ひかり:医学部3年生

彦根新吾 : ひかり:医学部1年生(速水の2つ下)。ゲリラ:41歳、助教授。

世良雅志 :ペアン、ひかり:医者1年目

渡海征司郎 : ペアン、ひかり:医者10年目


  *各書に書かれている年齢を元に類推してますので、正確ではない可能性があります。




登場人物相関表 | 2008-11-17(Mon) 14:32:26 | トラックバック:(1) | コメント:(0)

「ジーン・ワルツ」 登場人物一覧表と作品関連図


 *名前のみ登場している場合は△。

 *本のタイトルは省略しています。 (下記参照)

 バチスタナイチン

ジェネラル

螺鈿たまご地球儀ジーンペアンひかりゲリラ23区青空モル
曽根崎理恵    
曾根崎薫         
曾根崎伸一郎         
山咲みどり         
曽根崎忍           
清川吾郎          
屋敷          
金田          
鈴本           
三枝茉莉亜        
妙高みすず      
甘利みね子         
神崎貴子          
青井ユミ         
荒木浩子          
三枝久広      
三井教授            
平田            
高山            
諸田藤吉郎          


バチスタ  : 「チーム・バチスタの栄光」
ナイチン  : 「ナイチンゲールの沈黙」
ジェネラル : 「ジェネラル・ルージュの凱旋」
螺鈿    : 「螺鈿迷宮」
たまご   : 「医学のたまご」
地球儀   : 「夢見る黄金地球儀」
ジーン   : 「ジーン・ワルツ」
ペアン   : 「ブラック・ペアン1988」
ひかり   : 「ひかりの剣」
ゲリラ   : 「イノセント・ゲリラの祝祭」
23区    :  「東京都二十三区内外殺人事件」 
青空    : 「青空迷宮」
モル    : 「モルフェウスの領域」 


曽根崎薫 : たまご:中学2年生。  ジーン:新生児

曽根崎伸一郎 : たまご/ジーン:マサチューセッツ工科大学ゲーム理論講座教授。

山咲みどり : ジーン:55歳。 たまご:68歳

清川吾郎  : ジーン:40歳、准教授。ひかり:21歳(大学生)

三枝久広  : ジーン/ゲリラ:極北市で逮捕されたと話されている 


  *各書に書かれている年齢を元に類推してますので、正確ではない可能性があります。



登場人物相関表 | 2008-11-17(Mon) 14:16:18 | トラックバック:(0) | コメント:(2)

「チーム・バチスタの栄光」 登場人物一覧表と作品関連図


 *名前のみ登場している場合は△。

 *本のタイトルは省略しています。 (下記参照)

 バチスタナイチンジェネラル螺鈿たまご地球儀ジーンペアンひかりゲリラ23区青空モル
田口公平    
白鳥圭輔       
高階権太    
藤原真琴       
姫宮       
桐生恭一        
垣谷雄次          
酒井利樹         
氷室貢一郎         
羽場貴之           
鳴海涼           
大友直美          
黒崎誠一郎             
兵藤勉 △         
有働           
金村         
曳地均        
松井          
加藤           
別宮葉子        
坂田寛平         

 
バチスタ  : 「チーム・バチスタの栄光」
ナイチン  : 「ナイチンゲールの沈黙」
ジェネラル : 「ジェネラル・ルージュの凱旋」
螺鈿    : 「螺鈿迷宮」
たまご   : 「医学のたまご」
地球儀   : 「夢見る黄金地球儀」
ジーン   : 「ジーン・ワルツ」
ペアン   : 「ブラック・ペアン1988」
ひかり   : 「ひかりの剣」
ゲリラ   : 「イノセント・ゲリラの祝祭」
23区    :  「東京都二十三区内外殺人事件」 
青空    : 「青空迷宮」
モル    : 「モルフェウスの領域」 



田口公平 : バチスタ:41歳。ナイチン/ジェネラル:42歳。 螺鈿:43~44歳。(以上、講師)
         たまご:53歳(教授)。 ペアン/ひかり:医学部3年生  ゲリラ:53歳

高階権太 : バチスタ/ナイチン/ジェネラル:53,4歳 螺鈿:56,7歳(以上、病院長)
         たまご:65,6歳(東城大学学長)。 ペアン/ひかり:おそらく34,5歳(講師)
         ゲリラ:56歳

藤原真琴 : バチスタ/ナイチン/ジェネラル/螺鈿/ゲリラ:60歳すぎ(愚痴外来専任看護師)
          ペアン/おそらく40歳位(看護師長)

白鳥圭輔 : バチスタ:43歳。ナイチン/ジェネラル:44歳。 螺鈿:45~46歳。ゲリラ:45歳

姫宮    : バチスタ:白鳥と高階の話に登場。おそらく20代。
        ジェネラル/看護師としてICU研修、螺鈿:看護師として桜宮病院に潜入。
 
兵藤勉  : バチスタ/ナイチン/ジェネラル/螺鈿:神経内科学教室助手・医局長。
        螺鈿では、すみれの情報源。

垣谷雄次 : バチスタ:49歳(臓器統御外科学教室講師・医局長。最後は助教授に昇進)。
         たまご:61歳(教授)  ゲリラ:51歳

沼田泰三 : バチスタ/ナイチン/ジェネラル:助教授、たまご:教授。

黒崎誠一郎 : バチスタ/ナイチン/ジェネラル:57,8歳(教授)、ペアン:37,8歳(助教授)。

別宮葉子 : バチスタ/ナイチン:23,4歳。 螺鈿:26歳
        バチスタでは、時風新報桜宮版 現代医療最前線シリーズ(8/15、8/16付)で
        バチスタを取材し、「チーム・バチスタの奇跡」という記事を載せている。
        ナイチンでは、最後の方で、白鳥の電話の場面で登場。
        ゲリラ:27歳。「神々の楽園」記事を執筆。



  *各書に書かれている年齢を元に類推してますので、正確ではない可能性があります。




登場人物相関表 | 2008-11-17(Mon) 14:02:51 | トラックバック:(1) | コメント:(2)

「医学のたまご」 登場人物一覧表と作品関連図


 *名前のみ登場している場合は△。

 *本のタイトルは省略しています。 (下記参照)

 バチスタナイチン

ジェネラル

螺鈿たまご地球儀ジーンペアンひかりゲリラ23区青空モル
田口公平    
高階権太    
垣谷雄次       
沼田泰三       
三船事務長            
如月翔子       
曾根崎薫         
曾根崎伸一郎          
山咲みどり         
進藤美智子            
三田村優一           
平沼雄介          
田中佳子           
鈴木先生            
校長先生            
藤田要           
宇月         
桃倉       
佐々木アツシ         
カイ           
オアフ          
草加教授            
赤木           
利根       
白髭の仙人           
大久保リリ          
村山弘          
小原        



バチスタ  : 「チーム・バチスタの栄光」
ナイチン  : 「ナイチンゲールの沈黙」
ジェネラル : 「ジェネラル・ルージュの凱旋」
螺鈿    : 「螺鈿迷宮」
たまご   : 「医学のたまご」
地球儀   : 「夢見る黄金地球儀」
ジーン   : 「ジーン・ワルツ」
ペアン   : 「ブラック・ペアン1988」
ひかり   : 「ひかりの剣」
ゲリラ   : 「イノセント・ゲリラの祝祭」
23区    :  「東京都二十三区内外殺人事件」 
青空    : 「青空迷宮」
モル    : 「モルフェウスの領域」 



田口公平 : バチスタ:41歳。ナイチン/ジェネラル:42歳。 螺鈿:43~44歳。(以上、講師)
         たまご:53歳(教授)。 ペアン/ひかり:医学部3年生 ゲリラ:43歳

高階権太 : バチスタ/ナイチン/ジェネラル:53,4歳 螺鈿:56,7歳(以上、病院長)
         たまご:65,6歳(東城大学学長)。 ペアン/ひかり:おそらく34,5歳(講師)
         ゲリラ:56,7歳

垣谷雄次 : バチスタ:49歳(臓器統御外科学教室講師・医局長。最後は助教授に昇進)。
         たまご:61歳(教授)  ゲリラ:51歳

沼田    : バチスタ/ナイチン/ジェネラル:精神科助教授。 たまご:教授。

如月翔子 : ナイチン/ジェネラル:20代前半(看護師)、たまご:小児科看護師長

曽根崎薫 : たまご:中学2年生。  ジーン:新生児

曽根崎伸一郎 : たまご/ジーン:マサチューセッツ医科大学。

平沼雄介 : たまご:中2。地球儀:小1(主人公平沼平介の息子)

桃倉  : たまご:垣谷教授の外科の医局員。博士号をとる為、藤田の研究室。
       ペアン:極北救命救急センターヘッド

佐々木アツシ : ナイチン:5歳。レティノ患者。たまご:高校生だが飛び級で東城大医学部へ。



  *各書に書かれている年齢を元に類推してますので、正確ではない可能性があります。



登場人物相関表 | 2008-11-17(Mon) 13:48:57 | トラックバック:(0) | コメント:(2)

「天職への階段 29人の仕事愛」  レビュー

天職への階段 29人の仕事愛  レビュー

「週刊SPA!」のロングインタビュー「エッジな人々」からセレクトされたものです。

本 内容

海堂さんは小説を書くまでに、Aiについての医学書を2冊書いているのですが、
なかなか広まらず、たまたま読んでいたミステリ小説から、Aiを使った医学的トリックがあれば
面白いのではないかと、休日を使って「チーム・バチスタの栄光」を一気に書き上げたそうです。

速筆多作の秘密は、外科医の頃の、切り替えの早い生活。
書くときは一気に数日で書き、つまったら1週間くらいほっておいて、また一気に書く。
医師の仕事野半分は書く仕事なので、文章は書きなれている。

「死因不明社会」である現在、Aiを普及させたいと頑張っているが、なかなか普及しない。
「医療」と「医学」の違い。
「医療」は、生きている人のためのもの、なので、患者からお金をいただく。
「医学」は、死んだ人を研究するもの、なので、患者からはお金をもらえない。代わりに国家が支援すべき社会制度の一つだと思う。

医療崩壊の危機に陥っている今、官僚が情報操作をしていて、一般市民には伝わらない。

小説の活動もあり、2007年10月に日本医師会が「Ai活用に関する検討委員会(仮称)」を設立。

国や管了を動かすという海堂さんのアクションに、私たち読者ができることは
小説や映画を通じて、医療現場に理解を示すことだという。

「無知は罪」「無関心は罪」


海 読後レビュー。

首尾一貫した海堂さんの意見ですね。
実際にAiを普及させるために、活動している海堂さんだからこその主張。
いろんなインタビューでもお話されてますが
実際、海堂さんのアクションなしには、Aiセンターなどの設立は難しかったかもしれませんね。

私も、応援しています!




“「天職への階段 29人の仕事愛」  レビュー”の続きを読む>>
海堂尊-その他書籍 | 2008-11-17(Mon) 13:14:12 | トラックバック:(0) | コメント:(0)

「夢見る黄金地球儀」 登場人物一覧表と作品関連図


 *名前のみ登場している場合は△。

 *本のタイトルは省略しています。


 バチスタナイチンジェネラル螺鈿たまご地球儀ジーンペアンひかりゲリラ23区青空モル
平沼平介     
平沼君子       
平沼雄介         
平沼豪介         
久光穣治         
平沼豊介            
三島            
垣根            
浜田小夜         
牧村瑞人          
殿村アイ           
釜田均             
小西輝一郎           
小山田           
三浦           
諸田藤吉郎      
小松           
玉村誠        
ナナ            
ヒサト            

 
バチスタ  : 「チーム・バチスタの栄光」
ナイチン  : 「ナイチンゲールの沈黙」
ジェネラル : 「ジェネラル・ルージュの凱旋」
螺鈿    : 「螺鈿迷宮」
たまご   : 「医学のたまご」
地球儀   : 「夢見る黄金地球儀」
ジーン   : 「ジーン・ワルツ」
ペアン   : 「ブラック・ペアン1988」
ひかり   : 「ひかりの剣」
23区    :  「東京都二十三区内外殺人事件」 
青空    : 「青空迷宮」
モル    : 「モルフェウスの領域」 



平沼雄介 : 地球儀:小1.たまご:中2(主人公・薫の同級生・ヘラ沼)

牧村瑞人 : ナイチン:14歳の網膜芽腫患者。地球儀:19歳。4Sエージェンシー。

浜田小夜 : ナイチン:看護師。地球儀:4Sエージェンシーセクレタリー。歌手。

玉村誠  : ナイチン/ゲリラ:警部補。地球儀:十数年前にジョーが酒を盗んだ時の刑事として登場


  *各書に書かれている年齢を元に類推してますので、正確ではない可能性があります。




登場人物相関表 | 2008-11-13(Thu) 12:31:31 | トラックバック:(0) | コメント:(0)

「イノセント・ゲリラの祝祭」 海堂尊 著 レビュー

「イノセント・ゲリラの祝祭」  海堂尊 著

本 内容
東城大学医学部付属病院不定愁訴外来の責任者で、万年講師の田口公平は、
高階病院長から呼び出され、厚生労働省主催の会議に出席するよう言われる。
「チームバチスタの栄光」などに続く、田口・白鳥シリーズ最新刊。

アヒル。 目次

第一部 ・・・ 回廊の迷い人
 序章 賢人と街人     
 1章 神々の楽園              8/25
 2章 降りかかった災厄          12/13
 3章 廊下トンビの献身          12/14
 4章 がんがんドンネル魔人の講釈   12/14
 5章 隣席のストレンジャー        12/20
 6章 厚生労働省の歩き方        12/21
 7章 『モデル事業』の落日        
 8章 上州大学医学教室教授・西郷綱吉
 9章 ミスター厚生労働省・八神直道
10章 国策論争
11章 ひねくれ彦根
12章 火喰い鳥の暗躍
13章 泣き虫医政局長・坂田寛平     12/24
14章 静かなる顔合わせ           1/18
15章 無声狂犬(サイレント・マッドドッグ)  3/2
16章 過去の残像                3/25
17章 ハンブルクのヴォルフガング(狼)   4/16
18章 ミラージュ・シオンの帰還        4/25

第二部 ・・・ イノセント・ゲリラの咆哮
19章 火喰い鳥の退場             4/28
20章 警察医・デッドエンド           4/30
21章 プリンス高嶺               5/12
22章 遠来の旧友                7/14
23章 フィクサー・ヒコネ
24章 田口、奮闘す               8/13
25章 ヒコネ・ホーミング
26章 ミスター厚生労働省・八神の背信   8/23
27章 霞ヶ関の月旦(げったん)        8/26
28章 欧州からの突風(ダウン・バースト)  9/20
29章 死因究明事務所         
30章 姿を見せないヒロイン          10/25
31章 破壊神降臨
32章 司法と医療の分離をめざして
33章 イノセント・ゲリラの咆哮
34章 火喰い鳥の飛翔
35章 海風の行方                10/26


単行本: 373ページ


海 読後レビュー。

田口・白鳥シリーズ第4弾!海堂作品としては10作目。

今回は、ミステリー要素はなかったですね。
ただひたすら、今まで海堂先生が、言い続けてきたテーマがまさに、この本のテーマでした。

先日、「死因不明社会」を読んだばかりなので
この本は、その続き、もしくは小説版・・という感じで、違和感なく入り込めました。


舞台は、「螺鈿迷宮」から半年後、バチスタからは2年後です。
東城医大の隣には、来年着工される20階建ての超高層病院、通称「ホワイトサリー」が見えます。
またここを舞台に物語が始まるんでしょうね。

さて、いつも通り、高階病院長に呼び出される田口先生。
厚労省のロジカル・モンスター、白鳥からご指名で、会議に出席を要請されます。

で、この会議は、2年前から、厚生労働省主導で行われている、
医療関連死モデル事業の一貫。
厚労省の偉い役人や、各方面の識者が集まって
「医療事故調査委員会」を創設検討することになってました。

厚労省内のやり取り、会議の一方、
「ナイチンゲールの沈黙」で登場した、白鳥の大学時代の同期、加納警視正も玉村警部補と一緒に登場。こちらは、桜宮市で発生した、宗教法人「神々の楽園」の信者リンチ死事件を担当。
これが、「「医療事故調査委員会」の創設検討の発端でもありました。

医療問題が多発している今、早急な対応が臨まれるにも関わらず
歪んだ医療行政に危機感を持たない厚生労働省と
崩壊しかけている医療現場に目を向けようとしない教授たち。
「死因究明」に「エーアイ」を使おうと言うと、解剖派から反対に遭い、
一向に進まない会議。

しかし、白鳥、そして彦根が現在の腐った医療制度をぶっこわそうとしてます。
今回はその宣戦布告みたいな感じかな。

田口先生の役回りは、いつでも同じ感じ。
でも、きめるところは決めてくれます。
しっかり物事を見極めてうまく治めてくれちゃう頼もしい役どころ。
白鳥も彦根も、そして、八神や西郷、シオンまでもが
田口先生の不思議な魅力(?)にはまっていくようです(笑)

そうそう、何度も出てくるのが、「北」

あの「ジーン・ワルツ」で出てきたマリア・クリニック院長の息子、三枝久広の事件。
これが司法と医療の崩壊のキーになっているようです。
今、姫宮が潜入捜査を命じられているそうな。

ということは、次回作?!・・っていうか、「極北クレーマー」?(ネタバレメモへ)

それ以外にも、今作には、これからの作品への広がりを感じさせる部分が多いので
要チェックです!


今回初お目見えも多いですが、
意外だったのが、白鳥の上司、坂田局長!(名前は何度も出ていますが)
関西弁のおっちゃんキャラです。
えー、坂田局長ってすごいスマートなエリートのイメージだったんだけど・・・
と違和感を覚えながらも、なかなかの好印象でした。

それに、白鳥のこれまた同期のミスター厚労省・八神。末は事務次官と言われているエリート。
白鳥の同期って、みんなすごいなぁ・・・。

そしてそして、この本の準(?)主役でもある、房総救命救急センターの病理医・彦根新吾。
・・・彦根・・??どこかで・・??

と思ったあなた!下記のネタバレメモへ!(笑)

この彦根とシオンの関係も気になります。シオン、どこかで出てきたっけ?
いやー・・・・出てないはず・・・。


<登場人物> 

東城大学医学部付属病院

田口公平 : 不定愁訴外来責任者(通称・愚痴外来)神経内科学万年講師。
        東城医大リスクマネジメント委員会委員長。厚労省の会議に招へいされる。

高階権太 : 東城大学医学部付属病院院長。消化器腫瘍外科教授。
         小柄なロマンスグレー。50代半ば。

藤原真琴 : 不定愁訴外来専任看護師。

兵藤勉   : 神経内科学教室助手兼医局長。「廊下トンビ」情報通。

島津吾郎  : 放射線科教室准教授。田口の同期。エーアイ・センター設立準備担当。
          国際的に名が通った臨床研究者。

名前のみ登場
佐伯清剛
速水晃一
三船事務長
鳴海涼
曳地委員長
笹井教授

厚生労働省  
 
白鳥圭輔 : 医療過誤死中立的第三者機関設置推進準備室室長 
        通称「ロジカル・モンスター」「火喰い鳥」。厚生労働省の問題児。

坂田寛平 : 厚生労働省医療政策局局長。白鳥の上司。関西弁。
         黒縁めがね。口ひげ男。泣き虫。

八神直道 : 医療安全啓発室課長。厚生労働省の次世代のエース。
        帝華大卒のエリート官僚。
        「ミスター厚生労働省」。白鳥の同期。 特技は「リスク回避」。
        座右の銘は「無味無臭、無為無食」

細井寛之 : 厚生労働省事務次官

姫宮    : 白鳥の部下「氷姫」。厚生労働省主席で入省した超エリート。
         現在、極北市で潜入捜査中。

*名前のみ
袴田局長 : 大臣官房秘書課付、坂田の上司。
鴨下局長
岩根事務次官 : 2年前の厚生労働省トップ。
砂井    : 白鳥の部下になる予定
剣崎太郎 : 参議院議員。白鳥より10歳下の元厚労省官僚。

医療事故調査委員会・創設検討会メンバー

田島勇作 : 相模原大学法学部教授。「医療関連死モデル事業」から一貫して座長を務める。

日野真人 : 帝華大学法学部教授。元長崎高検検事長。

小倉勇一 : 医療事故被害者の会代表。
        「バチスタ・スキャンダル」の唯一事件と認められた被害者の遺族。

田辺義明 : 墨江総合法律事務所所長。

高安秀樹 : さくら新聞論説委員。

浅井貞吉 : 帝華大学医学部付属病院心臓外科教授。

相川太一 : 日本医師会常任理事。

西川洋子 : NPO法人「ペイシェント・バイスタンダーの会」理事長。

西郷綱吉 : 上州大学医学部法医学教室教授。(上州大は群馬県)帝華大出身。
         東京都監察医務院非常勤職員。
         太目の体型と太い眉。田口の第一印象は「怒れるパンダ」。 30代前半。
         香水男。 「医療事故調査委員会創設検討会」ではアドバイザー
         名前の由来は、父親が可愛がっていた土佐犬の名前。土佐闘犬界では
         生涯無敗、永世横綱だった。

田村幸三 : 帝華大学医学部病理学科教室教授。
        「医療関連死モデル事業」の参加者。
        「医療事故調査委員会創設検討会」ではアドバイザー。

片岡徹審議官 : 警察庁から、アドバイザーとして参加
栗岡誠参事官 : 法務省からアドバイザーとして参加



警察庁・桜宮警察署

北田錠一郎 : 警察庁刑事局局長

斑鳩芳正 : 警察庁刑事局新領域捜査創生室室長。「無声狂犬(サイレント・マッドドッグ)」
        桜宮警察署に出向し桜宮署広報課室長を務める。

加納達也  : 警察庁刑事局刑事企画課電子網監察室室長。 警視正。
          「電子猟犬(デジタル・ハウンドドッグ)」
          桜宮署に出向中の警視正。 白鳥の大学時代の悪友。
          「神々の楽園」事件後、出向から2年たち、本庁に戻った。

玉村誠   : 桜宮警察署 警部補。加納の部下。

老刑事   : ごましお頭。あと半年で引退。
若い刑事

戸山署の鈴木署長 : 神々の楽園の所在地の管轄警察署長。

<その他>

彦根新吾 : 房総救命救急センター診断課・病理医。
        「ひねくれ彦根」「医療界のスカムラージュ(大ぼらふき)」「クラッシャー」
        中肉中背。銀縁眼鏡。地味だがよく見ると端正な顔立ち。

クリフ・エドガー・フォン・ヴォルフガンフ  : ジュネーブ大学画像診断ユニット教授

桧山シオン :  ジュネーブ大学画像診断ユニット准教授。
          ドイツで欧米版のAi「ヴァートプシー」の技術の研究をしている。
          「ミラージュ・シオン」

高嶺宗光 : 内閣府主任研究官。財務省から内閣府に出向中。白鳥と同期。
        「プリンス高嶺」

小原    : 文部科学省。白鳥と同期。

別宮葉子 : 時風新報社桜宮支所社会部主任(補佐から出世)。27歳。
        「神々の楽園」信者リンチ事件について記事を書いている。
須永医師 : 「須永整形外科医院」院長。神々の楽園事件で、警察医として心不全と判断。
        のちに、警察医指定を取り消される。

<神々の楽園>
中村清子    : 神々の楽園の信者
中村浩昌    :  〃
中村和敏    : 清子と浩昌の息子、12歳。突然死。
老婆    : 和敏の祖母。和敏の火葬を阻止し、原因を調べさせようとする。
浅沼岳導 : 神々の楽園の教祖。教導善師。逃亡先のフィリピン・マニラ郊外で拘束される。
         本名・田中久夫
日上導師 


登場人物作品関連図はこちらをクリック!

●時期
(おそらく)2007年8月25日~2008年10月26日まで

<メモ>
 
  *以下内容的にネタバレ含みます。見てもいい人はカーソルでドラッグして下さい。


・8月の神々の楽園での12歳の子供の突然死は急性心不全とされたが、加納と玉村が東城医大で、遺族による承認解剖をさせたら、内臓が破裂していた。大量出血による外傷性ショック死。
司法解剖に切り替え、神々の楽園教壇に強制捜査を執行。本庁に頼んで帰還を延ばした。
12月4日、別宮葉子によって、桜宮警察の初動捜査ミスが暴かれ、記事にされた。

・東城医大付属病院の隣に建設される20階建ての超高層病院。通称「ホワイト・サリー」。2年後に完成予定。上層部にVIP病室を多数設置。12階以上すべてが、現在1室だけ存在するVIP特室「ドア・トゥ・ヘブン」と同じになる。「ドア・トゥ・ヘブン」は希代の名院長、佐伯清剛総剛外科学教授が教授の反対を押し切って設置した。

・厚労省から東城医大に解剖を土台とする「モデル事業」の一員に加わらないかと打診を受けた。
厚労省の会議で、エーアイ・センター背う率を画策している非主流派(白鳥たち)が東城医大の現状を説明するように要請し、高階から田口が依頼されたのだ。

・東城医大では、半年前に島津がエーアイセンター設立の準備を任されていました。
ミスター厚労省・八神も知らないうちに、白鳥からの要請で高階病院長が指示していたんですね。

・12月の時点で、碧翆院の火災から半年たつ。

・田口せんせが、高階病院長に呼び出されたシーンとか、
12章の12月20日ひかり422車中にて。ここ、どこかで読んだことあるわ・・と思っていたら
「東京都二十三区内外殺人事件」(『このミステリーがすごい! 2008年版』に収録)とかぶってました。そうかそうか。田口せんせが東京に向かうひかりの中で白鳥と会った後、こんなことがあったんだ・・・。そして、「イノセント・・」にもこの出来事が数行で書かれています(笑)
うまいですねー。海堂先生。

・田口の出席する検討会「医療関連死モデル事業特別分科会・病院リスクマネジメント委員会標準化検討委員会」さらに隣に「共同開催・医療安全啓発室・医療過誤死関連中立的第三者機関設置推進準備室」とあった。

・「医療関連死モデル事業特別分科会」は田口が出席した日に終わり、八神により「医療事故調査委員会創設検討会」が新たに創設された。

・霞が関中央合同庁舎第5号館24F・スカイレストラン「星・空・夜」に白鳥の仕事机がある。

・「カッコーズ」東京23区と千葉の境にある墨江駅近くの振興ファミレス。彦根が入り浸っている場所。

・「医療事故調査委員会創設検討会」への白鳥の推薦枠に、白鳥は彦根を推薦したが、辞退された。そこで、田口を推薦した。

・彦根新吾・・・そうです。「ひかりの剣」でちょぴっとだけ登場した、田口たちの2学年下の後輩です。
雀荘「スズメ」の「スズメ四天王」の一人。合気道部。
あの彦根くんが、白鳥に次ぐキャラとなって登場しました。
東城医大を卒業後、帝華大学の外科医局に入局後、病理医となっていたのです。
「医者のストライキ」を呼び掛けて決行!反対にあい、1日しかストできなかったが、それ以来
彦根は、要注意人物となっています。
で、この彦根くん、千葉の房総救命救急センター診断課・病理医・・・。
おやおや、もしかして、海堂せんせ?? とうとう、自らが登場??

・12/21、白鳥が八神に田口をメンバーとして推薦後、加納とばったり会い、「東京都二十三区内外殺人事件」を解決し、桜宮へベンツのアカブリオレでドライブしてます。

・神々の楽園事件を担当捜査官・警察医の処分で落着させた斑鳩室長。北田局長からの指示。
これが「南」の事件。
裏の任務は「エーアイ・センター潰し」。成立前にスキャンダルまみれにし、潰すつもりだ。
初期検視業務の代行のために、司法の手にエーアイ・センターをおさめようとしている。
しかし、加納が桜宮警察署に2年前に出向になったのは、おそらく「エーアイ・センター」設立の動きを知った北田局長が、動きを封じるために仕向けたもの。加納がいる間は、「エーアイ・センター」は設立の動きを見せなかったので、加納の出向は解除になったのか??
「北」は極北市の産婦人科医の事件。医師法21条届出違反を拡大適用して終息させようとする。

・クリフはシオンに結婚を申し込んでいた。しかしシオンはマリオネット。告白しても返事はもらえない。
って、一体どういうことだろう・・?だいたい、クリフを返してもらうって、どういうことなんだろう?
彦根は来春シカゴの学会でエーアイ関連の演題を10題提出するとクリフにいう。

・ハンブルク空港で、西郷と彦根は偶然会う。西郷はシオンを知っているよう。彦根とシオンを「ヤマビコ・ユニット」と呼んでいる。

・4/28の第3回「医療事故調・創設検討会」で田口は会の進め方に疑問を抱き、発言する。白鳥は「この調子で検討会をぶっ潰しちゃえ」というが、八神や田島座長から叱責される。
西郷は、監察医制度を医療事故調の土台にすべきという提案をする。厚労省が監察医制度を拡充しないので、検視から司法解剖と言った捜査過程を集約させ「死因救命事務所」創設したいというが、八神は本検討会の対象外と一蹴する。西郷はパブリック・コメント(パブコメ)というこの案件に対する意見を広く一般から求める仕組みを用いることを提案し、採用される。
しかし、これは八神の思うつぼと白鳥が言う。パブコメは官僚が国民の声を聞きましたというアリバイ工作にすぎないという。

・内閣府が関係省庁間を調整し、省庁横断する検討会を死因究明問題について立ち上げることになった。白鳥が仕掛けたが、内閣府の黒幕は、財務省から内閣府に出向中の高嶺宗光。
分配円卓会議・自室的な省益分配会議を高嶺や白鳥の世代が主催できるようになった。
高嶺は、白鳥と同期。しかも、加納と文部科学省の小原。4人で大学時代「確率研究会」なるものに入っていたらしい。4人合わせて「確研カルテット」・・。
すごいメンバーでしたね(^^ゞ  小原・・・これって、どこかで聞いた名前よね・・。と思って調べてみたら・・・。 「医学のたまご」で伸一郎にあのテストの作成を依頼した文部科学省の小原女史!

・白鳥が左遷されたのは、社保庁関連団体が刊行するハンドブック監修者として名を載せるのを断ったため。個人には少しの分け前、残りはプールされ裏金になる。融通の利かない白鳥と姫宮。しかしこのコンビが成果を上げ続けており、姫宮の評価は霞が関でウナギ登りに。

・不定愁訴外来では患者が減ってきていた。田口が、患者の愚痴から、リスクマネジメント委員会のターゲットを探しているとか、厚労省の医療事故調査委員会に通報できる例を探しているとかいわれ、臨床医が受け持ち患者の不定愁訴外来受診を自主規制していたため。

・彦根が田口を訪ねてきて、「今の解剖制度を潰してほしい。エーアイ主体の新システムを再構築したい」という。田口は白鳥の切り札だから頼むと。
検討会で「エーアイをシステム導入するのが合理的かつ現実的な解決法だ」と言って参考人招致ということになれば、初めにクリフを推薦、次に本命の桧山シオンを推薦するよういう。
彦根は最強の切り札と自分で言う。

・2年前、彦根は第二医師会(勤務医中心の組織)に医療ストライキをするよう提案していた。ストは1日で中止されたが、日本医師会が彦根を取り入れようとした。

・8/13の第4回「医療事故調・創設検討会」で田口は、彦根に言われたとおり、エーアイの導入検討を提案した。高安、小倉、西川などがエーアイのような素晴らしい検査を導入しないのはなぜかというと田口は「厚労省が認知せず、費用ねん出を出し渋ってきたから」と島津の受け売り。厚労省の心臓部でケンカを売った田口は「ううヘタこいた」・・・ぐっちー、やはりあなたは素晴らしい!!
彦根の思惑通り、シオンを参考人招致することも決定。

・細井事務次官は、白鳥が厚労省のスターであるが特異点であり、いずれ致命的弱点になりかねないので、ぎりぎりまでひっぱり利用するだけ利用するようにと、坂田局長にいう。八神は細井の娘婿。
官僚は誰とでも取り換えがきくべきという細井に、坂田は白鳥と一蓮托生することを心に決める。

・9/20のさくら新聞に極北市の三枝久広石を逮捕したと報道してますが・・・
「ジーン・ワルツ」ではすでに逮捕された後だったような・・。
でも時期的に「ジーン・ワルツ」の方が「イノセントゲリラ」よりも前のはず。
ん?矛盾してません??
・・・・と思っていたら、「野性時代」インタビューで、「医学のたまご」は2022年の設定とありました。
帯には2020年ってあったのに。2022年なら、「ジーン・ワルツ」は2008年になります。
あれ?そうすると「イノセント・・・」は2008年・・・。「チーム・バチスタ・・」は2007年2月になるけど・・?

・10/25のさくら新聞に日本法医学会が「死因救命センター」を全国一律に設置するという提言の検討に入ったという記事が掲載された。西郷の提案していた「死因救命事務所」の拡大版。

・10/25の第5回「医療事故調・創設検討会」にはシオンは事故に遭い、現れず、代わりに彦根が登場した。そこで、彦根は解剖至上主義者に徹底的に論破する。

・日本の解剖率は2%。9割は死因不明遺体。

・イノセント・ゲリラとは、違法な国家に戦いを挑む医師のこと。=彦根。医翼主義者。
国家は滅びても医療は残る。医療を国家の土台に据えると彦根は言う。
しかし田口は相手を完膚無きまでに打ちのめすのは勝利としては最良ではないと感じた。

・彦根が考えているのが「医療と司法の完全分離」さらには、医師自身の手で運営される「医療庁」の設立。 医療行政全般に携わり、いずれは医療省い格上げを目指す。
現場のイノセント・ゲリラがメールで参戦を表明してくれるかもしれないという彦根に、とうとう白鳥が参戦。彦根の話は実現不能だから、とりあえず実現可能な医療事故調にエーアイを土台にするということで手打ちにしようという。
来週早々、内閣府主導の「新たなる死因救命制度の確立」の関係全省庁のう弾的合同検討会に彦根を招待。彦根はとりあえず矛をおさめた。

・第5回検討会の翌朝、彦根に会いに行った田口。「カッコーズ」にいた彦根のけがはダミーだったことを知る。彦根は白鳥に携帯を通話中のまま渡して検討会の内容を聴いていた。
シオンは暴走救命救急センターの彦根の自室にいた。
シオン、気になりますね。田口先生に会いたがっていたのに、最後はやっぱり会わないって、なんかとっても意味深。ぐっちーと過去に何かあった人なのかな・・。気になるー。

・「北」がキーワード。次の舞台は、極北市か?!
姫宮だけでなくて、極北救命センターに行った速水や花房も登場するような予感です。
っていうか、現在週刊朝日に連載中の「極北クレーマー」につながってるのは予測できますね。
(私、これ読んでないんですが・・・(^^ゞ)
さらにさらに、文中、碧翆院の話が出た時に、田口せんせの、
おそらく「螺鈿迷宮」のすみれを思わせるような述懐部分がありました。
実際には、北に向かったのは、小百合だと思いますが、
この小百合も絡んでくるかもしれませんね!!

・医療事故被害者の会代表の小倉勇一は、バチスタ術死した最後の小倉勇吉さんの息子さん。
 「イノセント・ゲリラ」では、最後の方にバチスタ・スキャンダルの公判が始まっています。

・9月20日のさくら新聞で、極北署が三枝久広医師を逮捕、勾留したと報道あり。



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海堂尊-小説 | 2008-11-13(Thu) 12:06:02 | トラックバック:(2) | コメント:(22)

テレビドラマ「チーム・バチスタの栄光」第5話レビュー

第5話   「 犯人の目星がついた」       2008.11.11.O.A


 *内容は、基本的に管理人のネタバレメモです。お気を付け下さい。


本 内容

次のバチスタ手術の患者は、蔵田勇吉という76歳の男性。
手術中のバチスタメンバーの中に入って行った白鳥は、「がつんとぴゅー、こっそり」作戦をすると田口に言う。

「これだけ、注目されている手術で、殺人を行うとしたら、そいつはよっぽどの自信家か、バカだ」
とメンバーに言い捨てる白鳥。
怪文書の送り主は依然として不明だが、白鳥は四日後の手術までに必ず犯人を見つけると公言、お得意のアクティヴ・フェーズ(能動的調査)で、「犯人はだいぶ絞り込めてきた」と言う。

そんな中、田口に羽場が「患者が亡くなるバチスタ手術の前には、必ず殺人予告がある」という。
手洗い場に、ガラスケースに入った薔薇が、術死があった時だけおかれているという。
田口は、氷室に薔薇の話を聞くが、「僕も気になっていたんですよ。あの薔薇」という。
薔薇を置いているのは、大友直美だと、氷室はいう。

直美にストレートに薔薇のことを聞く田口に、「私のことを疑ってるんですか」「頑張れば頑張るほどうまくいかない、同僚ともうまくいかない、愚痴れる相手もいない、看護師になんかならなきゃよかった」と飛び出す直美。

桐生は、次のバチスタ手術の患者のカルテを鳴海に見せる。
「オペをしてもいいのだろうか?」と聞く桐生に、鳴海は「ここでやめるくらいなら、俺達は何のために日本に帰ってきたんだ」という。

チーム・バチスタのメンバーを信じたいと思う一方で、湧いてくる疑念に悩む田口。
家に帰ると、なんと白鳥がおじいちゃんと囲碁をしていた。
「ぐっちー、僕に隠し事してるでしょ?」と聞く白鳥に、「人の話を聴くのが好きだったのに、人を知るのが好きだったのに、話を聴くのが怖くてたまらない」と田口は、「殺人を前提にする考え方はしないでください」と、白鳥に本音をぶつける。だが白鳥は、「殺人でないという明確な証拠を見せてよ。
本当に他人を知るということは知りたくない最悪な部分まで見ることだ。話を聞くなら、連続殺人事件の犯人の愚痴を聞くくらいになってよ。本日をもって助手はクビ。」
と田口に言い捨てる。手術まであと3日。

オペのカンファレンスを行うチーム・バチスタ。
そこで桐生は「このオペが失敗したら、このチームを解散する」という。

直美は「あの薔薇は殺人予告だと思う。薔薇を初めておいたのは私。CASE27で術死した患者さんに申し訳なくて。でもいつのまにか薔薇は消えて、術死が起こったCASEだけ、置かれるようになったんです」「氷室先生に、私が疑われるからこのことは言わない方がいいと言われた」と田口にいう。

後輩である、科警研の青木に、術死した血液サンプルを調べさせた白鳥。
毒物はなかった。「毒物でないとすると、残りはひとつ・・。」

特命リスクマネージャーとして、氷室を呼び出した田口は、「氷室先生が大友さんの薔薇を捨てたんですよね。大友さんが術死に関係ないって知ってたのに、何で言ってくれなかったんですか?」
犯行予告の怪文書を見せて「あなたがこれを書いたんじゃないですか?」と聞く。
「隠してることがあったら話してください」という田口に「むかつくんだよ。あんたのそういうところ。犯人が見つかったら遠慮なく殺せよ。」と怒りをぶつける。

翌日、蔵田に以前から危惧されていた発作が起き、予定外の緊急手術を行うことに。
捨てたはずの薔薇のケースがまた置かれていた。
「やらなければ死ぬ。この場で患者を見捨てろと言うのか。止められないんだよ、このオペは。」と桐生は田口に言う。ほくそ笑む氷室・・・。


救急車 

あれれ、予告によると、来週、もう犯人が分かるらしいです。
えー。もう。早いですね。

で、今回。
氷室が犯人・・・っていう感じに持っていってます。
原作でポイントになるエピドラについては、今回の初めの方に出てました。
ドラマのバチスタ手術では、エピドラは使わないと氷室が言ってます。
さらに、血液も調べて毒物ではないとわかりました。
そうなると、なぜ心臓は再鼓動しないのか・・・。

今回、田口先生はよわっちかったですね。
みんなに責められて、へこんでました。
でも白鳥や氷室が田口先生を責めるのもよくわかります。
偽善者ではないんですけどね。

さぁ、少しは絞りこめてきました。

犯人は誰でしょう。




海堂尊-テレビドラマ | 2008-11-11(Tue) 23:13:08 | トラックバック:(0) | コメント:(0)

「医療小説をめぐるフラグマン」 海堂尊著 (小説新潮2008年8月号)

「医療小説をめぐるフラグマン」 海堂尊著


本 内容

小説新潮 2008年 08月号  に掲載されたエッセイ。現役医師でありながら、小説を書き始めた覚悟と理由がここに。

(以下抜粋)
瀕死の医療の立て直しを目指して物語を紡いでいるが、その目標を達成したら、私の小説はその必然性を大きく減じていくだろう。
私の周囲はねじれている。そのねじれが私の本質だ。
ミステリー文学賞を受賞しながら、世間からミステリー作家として評価されることは少ない。
医療現場で死亡時医学検索の主張をすれば、アカデミズムからは正当に評価されない。
新人作家特集では、年齢から新人扱いされず、別のエリアでは、キャリアからすればまだ新人だからと言われる。
その中でも最大のねじれはプロフェッションにある。
医師という職業につきながら、死者を見つめる病理医として医療現場に存在している。
「生」を全うする現場で「死」を徹底的に身体にまとうという奇異な存在・・・。

医療現場が危機にひんしている中で、現場の医師が立て直しに奔走している。しかし世の中の反応は鈍い。世界の医療は徹底的に壊れてしまえばいい、と思う。壊れて初めてかつての医療は素晴らしかったと気づくのだろう。

「医療費が足りない。では削りましょう」では、今までのような医療は受けられない。
官僚たちが湯水のごとく使っている無駄遣いを完全に節約してから削りましょう。
医師数が足りない。効率よく働けばいいとか、足りない分を補えばいいとかそんな簡単な話ではない。ゆっくりと育てないといけない。人のいのちを直接預かる領域なのだ。
現在の医療は危機的状況だ。でも今ならまだ間に合う。

物語の中の言葉ならダイレクトに届く。だから私は物語を書いた。
自分が楽しみたいから、読者に楽しんでもらいたいから。
私が書く物語のほとんどが医療の話になるのは、私が医師だから。
作品を通じて医療問題を訴えたかったのか?と聞かれたら、そういう部分もあると答える。


全9ページ(上下段)

発売日: 2008/8/1


海 読後レビュー。

海堂さんの思いを私なりに精一杯聞きました。

上記抜粋文で、ねじれ・・の部分を抜粋したのは、海堂さんの立場を明確にしたかったから。
基本、このエッセイの中では、現在の医療崩壊危機と官僚や世の中の人に対する警告が、メインです。


メディアで報道される医療現場の危機。小児科医の不足や産婦人科の妊婦たらい回し・・。
「どうなってんの?」と思いながらも、やはり人ごとの感が抜けなかった。

お医者さんはお金持ちでいいよね・・・そう思っていたが、
それ以上に、大変な勤務状態で、心身疲れ果てているのだ。

医師不足・・・体が持たないような勤務態勢で医師がどんどんいなくなっていく。
確かに、いなくなったからと、簡単に補えるものではない。

人の命を預かるわけで、技術のある先生に診てもらいたいのは皆同じ。

でも、技術や腕を磨くには、しっかりした教育と長い年数が必要・・。

間に合わなくならないように、今こそ、なんとかしないと。

私たちにできることは何か。

恥ずかしながら、海堂さんの著書でいろいろな医療現場の現実を知った。
とりあえず、これからも海堂さんの本を読んでいこう。

そして、他の多くの人にも読んでもらえるよう、このサイトを通じて呼び掛けたい・・・です。

このエッセイは、そのまま「イノセント・ゲリラの祝祭」に通じてます。
多くの方にこの本を読んでもらいたいです。

たぶん、海堂さんのようにご自分の意見を忌憚なくおっしゃる方は敵が多いでしょう(笑)
特に霞ヶ関??
でも、そのおかげで、私のような一般市民も「Ai」なる言葉や医療現場の危機に気づかされています。
これからも、がんがん提言していってください!



海堂尊-その他書籍 | 2008-11-11(Tue) 12:55:13 | トラックバック:(0) | コメント:(0)

「東京都二十三区内外殺人事件」 レビュー

「東京都二十三区内外殺人事件」 海堂尊 著


本 内容
書き下ろし短編として『このミステリーがすごい! 2008年版』に収録されてます。
「イノセント・ゲリラの祝祭」にも、1つの章として挿入されています。
短編集「玉村警部補の災難」にも掲載。
東城大学医学部付属病院・不定愁訴外来講師・田口公平は、高階病院長の名代として、厚生労働省の検討会に出席するため、東京に出張することに。そこで巻き込まれた医療問題とは。

アヒル。 目次 (「このミス」掲載時)

01 新幹線ひかり車中にて        12月20日 午後4時35分
02 小料理屋「牡丹灯籠」         12月20日 午後8時
03 東京都監察医務院          12月20日 午後11時
04 もうひとつの死体            12月21日 午後9時
05 神奈川県嘱託警察医・田上義介  12月21日 午後11時
06 愚痴外来へレッツ・ゴー        12月22日 午前8時

全25ページ(上下段)
発売日: 2007/12/5


アヒル。 目次 (「玉村警部補の災難」掲載時)

01 遭遇              新幹線ひかり車中  2007年12月20日 午後4時35分
02 実利か友情か          小料理屋「牡丹灯籠」   12月20日 午後8時
03 法医学の聖地          東京都監察医務院     12月20日 午前零時
04 もうひとつの死体        小料理屋「牡丹灯籠」   12月21日 午後9時
05 車内事情聴取          神奈川県警灯篭署     12月21日 午後10時
06 神奈川県嘱託警察医・田上義介  田上医院         12月21日 午後11時
07 夜明けの海岸で         灯篭沖海岸        12月21日 午前6時
08 愚痴外来へ、レッツ・ゴー    桜宮バイパス       12月22日 午前8時

全45ページ

海 読後レビュー。(「このミス」掲載時の)

行きの新幹線の中で寝ていた田口は、空席だった隣にいつのまにか、白鳥がいるのに気づく。
「偶然ですか?」と聞く、田口に「僕とセンセの間には、偶然なんてあり得ないんだよ。」という。
白鳥は、警察庁のデジタル・ハウンドドッグと呼ばれる加納警視正に田口の新幹線の指定席予約データを調べてもらっていたのだ!

そんな個人的なことで、データを盗み見していいのか?!と思いつつ、
私もつい、白鳥だし・・・と思ってしまうのは、さすが海堂ファン?

白鳥は、小料理屋「牡丹灯籠」というめちゃ美味しい店に連れて行ってくれた。
ここは東京都二十三区ぎりぎりエリア。近くに、有名なセント・マリアクリニックがある。
帰りに、死体と遭遇したついてない田口は、別れたばかりの白鳥を追いかけ、
白鳥の指示のもと、死体を大通りに運び、110番。
監察医務院の非常勤身分証を呈示した白鳥は、死体を監察院に運び、解剖を依頼する。

と、ここまで内容のみを書いてみると、白鳥って、めちゃくちゃだけど、もしかして優秀?
ということがわかりますね(笑)

さて、この東京出張、「病院リスクマネジメント委員会標準化検討委員会」への出席でしたが
こちらは大過なく終わりますが、またもや田口に災難が・・・!

グッチーって、きっとこういう星の下に生まれついてるんでしょうね(笑)

本編は、体表から見て異状所見が認められない死体でも、解剖までしなくても、
Aiによって、死因が確かめられる・・という主張をしています。
解剖するのが大変だから、見た目で、そのまま解剖不要として処理している医者が多いけれども、それは法律上全く問題ない。つまり行政は死因不明社会を作っている・・・。

そりゃー、だめでしょ。と思うけれども、行政が動かなければ、変わらないんですね。

短編でしたが、田口せんせと白鳥、それに加納のコンビがとても面白かったです。



<登場人物>

田口公平 : 不定愁訴外来担当(通称・愚痴外来)神経内科学万年講師。
        リスクマネジメント委員会委員長。 あだ名は「グッチー」「行灯」など
   
白鳥圭輔 : 厚生労働省大臣官房秘書課付技官 &
          医療過誤死中立的第三者機関設置推進準備室室長 
         通称「ロジカル・モンスター」「火喰い鳥」。厚生労働省の問題児。

高階権太 : 東城大学医学部付属病院院長。消化器腫瘍外科教授。

加納達也  : 警察庁刑事局刑事企画課電子網監察室室長・警視正
          かつて桜宮署に出向していた。白鳥の大学時代からの悪友。

肥田院長 : 東京都監察医務院院長。白鳥は過去、ここの非常勤だった。

田上義介 : 内科小児科麻酔科の個人病院・田上医院院長。神奈川県嘱託警察医。

*名前のみ登場

玉村誠   : 桜宮警察署 警部補。加納の部下だった。

姫宮    : 白鳥の部下“氷姫”。厚生労働省主席で入省した超エリート。

曳地均 : 呼吸器内科学教室助教授。
       元リスクマネジメント委員会委員長と電子カルテ委員会委員長兼任。


登場人物作品関連図はこちらをクリック!


●時期
2009年12月20日午後4時35分~22日午前8時(バチスタの時期を2008年2,3月とし、本作品の文中、約2年前にリスクマネジメント委員会委員長に就任とあるため)

2007年12月20日~22日


<メモ>

  *下記、ネタバレ含みますので、見たい方だけ、ドラッグしてください。


・田口は検討会に出席後、つまり白鳥と「牡丹灯籠」に行った翌日、またもや「牡丹灯籠」に行った。
そして、その帰り、またもや同じ場所で、死体に遭遇。
その場で通報した神奈川県警の刑事に怪しまれた田口は、桜宮警察署の玉村にメールで連絡。
警察庁に戻っていた加納が呼び出され、ちょうど出会った白鳥とともに、田口を助けにやってきた。

その場所は、やくざ加賀組と結城組の縄張りの境界線で、よく死体が投げ捨てられる場所だった。
そこなら、田上医院の検案で事件性なしの死体と判断されることが多いため、体表に傷がない死体をそこに投げ捨てるのがトレンドとなっていた。

白鳥はそれを知り、「牡丹灯籠」の帰り、死体に遭遇すると、少し先の東京都の管轄まで死体を移動して、死因をきちんと解明してくれる東京都監察医務院で検案させていたのだ。

結局、田口が遭遇した2つめの死体も殺しでした。CTを撮ったら、肺が水浸し。溺死と判明。

・・・・と、ここで、一つ気になる点。
やくざの加賀組と、結城組??「螺鈿迷宮」で出てきた、加賀さんと結城さん??
時期的には、ほぼ同時期だけど・・・どうも元任侠の加賀さんと結城さんが作った組っぽいですね。

・「牡丹灯籠」の近くにある、セント・マリアクリニック。これは、「ジーン・ワルツ」のマリアクリニックですね。しかも、時期はこちらの方が後なので、曽根崎理恵が引き継いだ後のクリニックでしょう。

・目次01の新幹線ひかり車中にて・・・・これは!
「イノセント・ゲリラの祝祭」の冒頭と全く同じ!!日程も一緒!

そう、「イノセント・ゲリラの祝祭」でも、冒頭、田口せんせは高階病院長に呼び出され、厚労省の検討会への出席するよう言われて、新幹線の中で白鳥と会ってました!
「美味しい店を接待しちゃうから」「まあ、あんまり期待していないですけどね・・・」まで全く一緒で、そのあと、他の文章が入ったり、文章が少し変えられたりしてますが、死体に遭遇してその後、加納警視正のベンツのカブリオレで、愚痴外来まで送ってもらうとこまでが同じです。
うまいことつなげてますねー。



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海堂尊-小説 | 2008-11-11(Tue) 11:48:29 | トラックバック:(0) | コメント:(2)

「ブラックペアン1988」 登場人物一覧表と作品関連図


 *名前のみ登場している場合は△。

 *本のタイトルは省略しています。 (下記参照)

 バチスタナイチンジェネラル螺鈿たまご地球儀ジーンペアンひかりゲリラ23区青空モル
世良雅志           
佐伯清剛        
高階権太    
渡海征司郎          
垣谷雄次          
関川            
北島            
黒崎誠一郎          
藤原真琴       
猫田麻里          
花房美和          
田口公平    
速水晃一        
島津吾郎        
三橋            
青木            
渡辺            
今井            
植草            
名倉            
渡辺            
鈴木久子            
皆川妙子            
小山兼人            
田村洋子            
戸村義介            
飯沼達次            
美香            
木下            
桃倉           
桜宮巌雄          



バチスタ  : 「チーム・バチスタの栄光」
ナイチン  : 「ナイチンゲールの沈黙」
ジェネラル : 「ジェネラル・ルージュの凱旋」
螺鈿    : 「螺鈿迷宮」
たまご   : 「医学のたまご」
地球儀   : 「夢見る黄金地球儀」
ジーン   : 「ジーン・ワルツ」
ペアン   : 「ブラック・ペアン1988」
ひかり   : 「ひかりの剣」
ゲリラ   : 「イノセント・ゲリラの祝祭」
23区    :  「東京都二十三区内外殺人事件」 
青空    : 「青空迷宮」
モル    : 「モルフェウスの領域」 




世良雅志 :ペアン、ひかり:医者1年目

渡海征司郎 : ペアン、ひかり:医者10年目

田口公平 : バチスタ:41歳。ナイチン/ジェネラル:42歳。 螺鈿:43~44歳。(以上、講師)
         たまご:53歳(教授)。 ペアン/ひかり:医学部2年生(4年生)。 ゲリラ:43歳

高階権太 : バチスタ/ナイチン/ジェネラル:53,4歳 螺鈿:56,7歳(以上、病院長)
         たまご:65,6歳(東城大学学長)。 ペアン/ひかり:おそらく34,5歳(講師)
         ゲリラ:56歳
 
藤原真琴 : バチスタ/ナイチン/ジェネラル/螺鈿/ゲリラ:60歳すぎ(愚痴外来専任看護師)
          ペアン/おそらく40歳位(看護師長)

猫田麻里 : ナイチン/ジェネラル:小児科看護師長。ペアン:手術室主任看護師。

花房美和 : ナイチン/ジェネラル:ICU看護師長。ペアン:新人看護師。 

垣谷雄次 : バチスタ/49歳(臓器統御外科学教室講師・医局長。最後は助教授に昇進)。
         ペアン : 31,32歳。?あれ?おかしい・・。もう一度調べてみます(^^ゞ
         たまご/61歳(教授)

黒崎誠一郎 : バチスタ/ジェネラル:57歳(臓器統御外科教授)。 ペアン:38歳(助教授)

速水晃一 : バチスタ:41歳。 ナイチン/ジェネラル:43~44歳。(救急救命センター長)
        ペアン/ひかり:医学部2年生(4年生)

島津吾郎 : ナイチン/ジェネラル:42歳。(放射線科助教授)
        ペアン/ひかり:医学部2年生(4年生)。ゲリラ:43歳

桃倉   : 佐伯教授が極北大に講演に行っている時に、帰りの手配をしてくれた
        極北救命センターのヘッド。「医学のたまご」では、主人公・薫の指導医も桃倉。
        ブラック・ペアンの桃倉の息子か?


  *各書に書かれている年齢を元に類推してますので、正確ではない可能性があります。




登場人物相関表 | 2008-11-07(Fri) 13:30:07 | トラックバック:(1) | コメント:(0)

「螺鈿迷宮」 海堂尊 著 レビュー

螺鈿迷宮螺鈿迷宮
(2006/11/30)
海堂 尊

商品詳細を見る



「螺鈿迷宮」 海堂尊 著

本 内容(「BOOK」データベースより)

医療界を震撼させたバチスタ・スキャンダルから1年半。東城大学の医学生・天馬は、留年を繰り返し医学の道をリタイア寸前だった。ある日、幼なじみの記者・葉子から「碧翠院桜宮病院に潜入できないか」と依頼を受ける。桜宮病院は、老人介護センター、ホスピス施設と寺院を一体化した複合型病院で、終末期医療の先端施設として注目を集めていた。しかし、その経営には黒い噂が絶えないという。天馬は看護ボランティアとして桜宮病院に通い始めるが、ある時から疑念を感じる。「この病院、あまりにも人が死にすぎる」と…。『このミス』大賞受賞『チーム・バチスタの栄光』の新鋭が贈る最新メディカル・エンターテインメント。白鳥の最強の部下“氷姫”、ついに登場。

アヒル。 目次

 序章 アリグモ
 1章 血塗れヒイラギ
 2章 スズメのお宿
 3章 メディカル・アソシエイツ
 4章 枯れススキ
 5章 銀獅子
 6章 薄闇の白百合
 7章 わがままバイオレット
 8章 アンラッキー・トルネード
 9章 桃色眼鏡の水仙
10章 屍体の森
11章 薔薇工房
12章 星座が告げるもの
13章 陸の孤島
14章 白鳥は舞い降りた
15章 プリンセス・ターミネーター
16章 白鳥皮膚科医院
17章 ヘリオトロープの女神
18章 煙と骨
19章 真夏の神話
20章 フェイク大集合
21章 メメント・モリ 死を想う時
22章 天空の半月
23章 古豪 vs. 新鋭
24章 レディ・リリィ
25章 潮騒の二重奏(デュエット)
26章 ヘルタースケルター
27章 ニューロレプト
28章 デス・コントロール(Death Control)
29章 火喰い鳥と氷姫
30章 沈黙のピアス
31章 エーアイの暗号
32章 不顕性の原罪
33章 蝸牛炎上
34章 螺鈿の闇と光の中で
終章 夢幻の城

全389ページ

海 読後レビュー。

海堂さんの3作目。「ナイチンゲールの沈黙」にも伏線あり。
「チーム・バチスタの栄光」で白鳥がほのめかしていた部下“氷姫”が登場するのが、なんともわくわくです♪

主人公天馬大吉は、東城大学の医学生。レポートもためまくり、留年もしまくり、おいおい、大丈夫?と言われるような26歳。

天馬は、幼馴染の葉子からの依頼で、黒いうわさの絶えない桜宮病院に医療ボランティアとして潜入します。

桜宮病院は、巻貝のような建物を持っていて、通称「でんでん虫」と呼ばれています。
桜宮巌雄院長は警察医として長年警察とつながりがあり、黒い噂にも目をつぶっているらしい。

天馬は、ドジな看護師、姫宮のせいで、腕を骨折したり、ろっ骨折ったり、やけどしたり、おでこをけがしたりと災難続きで、入院するはめになります。

痛み止めの注射も、姫宮が落としたり失敗したりと、このままだと死んでしまうと本気で思う天馬ですが、潜入捜査がやりやすくなったと、いろいろなところで話を聞き始めます。

病院の患者だというのにとっても元気なトク、加代、美智の三婆トリオ。
前半は彼女たちのおかげで、楽しめましたね。

そして、人の好い天馬に入院患者も医師も、ぺらぺらと「秘密」を打ち明けてくれるのですが
天馬が入院してから毎日一人ずつ、入院患者が死んでいく現実に
「この病院は人が死にすぎる、おかしい・・・」
と疑いを持ちます。

ある日、東城大学から皮膚科医が非常勤でやってきます。その名も白鳥!

言動からして、こりゃ、あの白鳥じゃん!!
と私は大いに期待。

ここまでの展開、かなりもやーっとしてたんで。

期待にたがわず、白鳥がきてからの話は、水を得た魚のように生き生きとテンポよく
進んで行きました。

一方、この病院に行ってから行方不明になった男と天馬との接点も最後に明かされます。

桜宮病院院長が行っていた、病院の暗闇。
院長の双子の娘、小百合とすみれ。光と闇。
すみれは懸命に生きる末期の患者を支え、小百合は死の手助けをする。
それはどういうことなのか?

病院の闇を知ったとき、天馬の命はつきようとします。

そこへドジな看護師、姫宮。

姫宮と白鳥の本当の姿を聞き、天馬は病院に舞い戻るのですが・・・。


とっても面白かったです!

天馬は、チーム・バチスタの田口せんせにそっくりです。
人がよくて、のんびりしてて、欲がない。
白鳥とのコンビは、こういった対照的な方がぴったりくるんでしょうね。

天馬が、なぜ桜宮病院であんなに特別扱いされたのか、
最後に院長から明かされます。

自分の運命が人の運命に知らないうちにかかわっているんですね。

ある意味、現在の終末医療に問題点を投げかけた小説です。
面白おかしくしてますが、こういった観点から考えると
また違う考えになりますね。

天馬の幼馴染の葉子、もっと話に関係するかと思っていたら
ほとんど出番がなかったです。

そして、最後、生き残った人が、またもや事件を起こしそうな気配が・・・!

この天馬くんも、医者になって、またシリーズ化されそう。


<登場人物>

天馬大吉 : 東城大学医学部3年生(2回目の)26歳。いて座。O型。
         東城大学医学部前の雀荘「スズメ」に入り浸る落ちこぼれ。
         幼馴染の葉子に頼まれ、桜宮病院に“医療ボランティア”として潜入する。
         「アンラッキー・トルネード」両親は小2の時に交通事故で死亡。祖母は3年前に他界。

白鳥圭輔 : 東城大学医学部が碧翠院桜宮病院に派遣した皮膚科の医師。
         常識はずれの診察方法や不審な行動、さらに東城大学には皮膚科に
         白鳥と言う医師はいないと言う情報により、皆に偽医者、
         東城大学医学部が送り込んだ自爆テロ要員として疑われる。

姫宮    : 東城大学医学部付属病院がICUからの推薦という形で派遣された看護婦。
         医師免許も持っており知識だけは豊富だが、非常にドジでとろい。
         「ミス・ドミノ倒し」 「ターミネーター」うお座。AB型。星占いが好き。
         
碧翠院桜宮病院メンバーと患者

・宗教法人と老人介護センター、ホスピス施設を一体化した複合型病院施設。
桜宮病院は警察医協力病院の中核施設。明治初めに建てられた。
地域の終末期医療を担う。東城大学で「生」の医療を、桜宮病院で「死」を看取る体制が長く続いていたが、最近ある事件が起こり、バランスが崩れている。

体調の良い患者に、院内業務を分担してもらう。
1階は症状の軽い患者、2階は症状がやや重いか個室希望の患者、3階は亡くなる直前の患者が最後の日々を過ごす特別室。隣り合っているが、桜宮病院はK県、碧翠院はS県。
碧翠院はお寺。

桜宮巖雄 : 桜宮病院の院長。警察医協会の副会長。銀髪の獅子。東城大出身。
         僧侶の資格も持つ。戒名は「烈風院峻厳居士(れっぷういんしゅんげんこじ)」

桜宮華緒 : 碧翠院の院長で巖雄の妻。「ハナ」と呼ばれる。患者移動の決定権を持つ。
        バラの栽培が得意。長女・葵の自殺後、心を壊す。

桜宮小百合 : 桜宮病院の副院長。呼吸器内科。「レディ・リリィ」と呼ばれる。 30代後半。
          すみれと一卵性双生児。

桜宮すみれ : 碧翠院の副院長。神経内科専門。東城大学医学で週2回研修。
          「わがままバイオレット」 「緑の園のジャンヌ・ダルク」と言われる。
          「すみれ・エンタープライズ」を治療費のねん出のために運営。
          HPには「レディ・リリィの小部屋」というクローズド・サークルがある。

根岸     : 碧翠院の経理全般を仕切る中年男性。
加賀     : 碧翠院の大黒柱。肺がん末期患者。
南雲杏子  : ネット関連全般を仕切る。適応障害。掲示板では「アンズ」
菊池日菜  : 中学教師。リスト・カッター。「ヒナギク」
日向千花  : 臨床心理士。リスト・カッター。「ヒマワリ」
美智  : 三婆トリオ。赤・孫悟空。みっちゃん
加代  : 三婆トリオ。青・猪八戒。
トク   : 三婆トリオ。黄・沙悟浄。

メディカル・アソシエイツ

・表向きは医療関連のビジネスを手広く手掛けるミニ商社だが、実態は病院買収関連の企業舎弟。

結城 : 代表者。ばくち打ち。
立花善次 : 社員。ある目的で桜宮病院を調査していたが、
         院長と面会すると言う連絡を最後に消息不明となる。
立花茜   : 結城の娘で、善次の妻。

その他
別宮葉子 : 時風新報分室社会部主任補佐。天馬の幼馴染みで美人。26歳。
        天馬は「血塗れヒイラギ」と名付けている。小学校時代の呼び名は「ハコ」

田端健市 : 東城大学医学部4年生。(天馬より2つ下)天馬の麻雀仲間。
        空手部。田端整形外科医院の後継ぎ。

スズメのママ : 60歳すぎ。一人で雀荘「スズメ」を切り盛り。 

田口公平
藤原看護師

*名前のみ
兵藤
高階病院長
坂田寛平


登場人物作品関連図はこちらをクリック!


●時期
(おそらく)2007年6月14日~6月29日
 *バチスタ・スキャンダルが1年と少し前とあるので、バチスタの時期を2006年としているため。

●用語(後日解説アップします)
・Ai(オートプシー・イメージング) : 死体に対する画像診断。
・CT
・ムンテラ
・死体検案 : 遺体を体表から観察する。死因を判断するtめの重要な情報。
・インフォームド・コンセント
・エンバーミング


<メモ>
 
  *以下内容的にネタバレ含みます。見てもいい人はカーソルでドラッグして下さい。


・結城のメディカル・アソシエイツは、桜宮の歓楽街、蓮っ葉通りの古ぼけたビルの2階。
その向かいのビルの地下に、天馬いきつけのジャズバー「Black Door」がある。
この「Black Door」は、「夢見る黄金地球儀」で小夜が歌っているバーと同じ。

・姫宮は、あの白鳥の部下“氷姫”。厚生労働省主席で入省した超エリート。
司法試験にも合格しているんですよね。
でも、やっぱり白鳥の言うように、ドジでしたねー。
「でかくてトロい」のは本当だったようです。顔は可愛いはずなんですが(^^ゞ
「氷姫」はいくら口説いてもなびかないから、と、霞ヶ関の失恋ゾンビたちがつけたニックネーム。

・桜宮病院では、巌雄院長が警察からの死体検案と解剖を行っている。
2~3000の解剖臓器がホルマリン漬けされている。巌雄院長は、警察が隠しておきたい犯罪をもAIで証拠として残していた。

・東城大学と桜宮病院の体制が崩れた原因は、1年前に起きた「バチスタ・スキャンダル」だった。
患者数が激減した東城大は、それまで桜宮病院に送っていた終末期患者のケアも自分たちではじめ、さらに桜宮病院の方式をそのまま使い宣伝したため、桜宮病院の経営は大打撃を受けたのだ。
すみれが東城大に研修に行っているのは、東城大の情報収集を行い、さらに内部告発するためだった。

・すみれは天馬にキスをする。お互いに好感情を持っていたようだ。

・すみれの情報源は東城大の兵藤。愚痴外来にも入り浸り、田口先生と話をしている様子。
すみれは昔、研修の時に田口に御世話になった。巌雄院長曰く、「すみれは、昔からグズがお気に入りだった。」だから、田口と似ている天馬に惹かれた?

・3階の特別室は部屋全体が螺鈿細工になっている。
ここにくると1,2日で死亡。その後たった1日で解剖、火葬まで行われる。

・天馬が来てから、日菜、トク、加代、加賀・根岸が薔薇の知らせが来て、死んでいった。
天馬が逃げてから、千花も死んだ。
杏子は退院し、故郷の北国へ。美智は大学病院の田口の元へ転院。

・天馬が小2の時に死んだ両親は碧翠院裏手の火葬場で火葬された。
その時に、出会った優しく美しい女性を天馬は忘れられなかった。その女性が、桜宮家長女・葵(あおい)だった。

・葵はエンバーミング(死体衛生保全技術)で5階に眠っていた。7年前、通り魔の少年に斬りつけられ、大けがをしたショックで3ヶ月後に自殺。葵が32歳の時に遭った通り魔は、高倉善次、14歳。立花は母方の姓で、以降は立花善次と名乗っていた。つまり、葵の敵。
加賀は最後に巌雄院長の役に立ちたいと、立花をおびき寄せる餌として、麻薬の横流しを偽装。元・博徒の加賀を通じて渡した資料に立花は飛びつき、巌雄院長の元へきた。巌雄は華緒の前で立花を殺した。

・桜宮は花盛り、青いすみれに白百合の花・・・の歌、本当は
 葵・すみれに白百合の花だった。

・「レディ・リリィの小部屋」は自殺志願者が集まっていた。ヒナギクとヒマワリが自殺サイトから獲物をひっぱってきて、アンズが中立的立場にふるまうガイド、リリィが獲物を深みにはめる。パスワードは「アオイ」

・結城が再度院長の元にやってきたとき、天馬は小百合に薬を飲まされ、気付くと3階の螺鈿の部屋にいた。さらにすみれから「眠りのキャンディ」と言われて錠剤を口移しで入れられる。
さよなら・・と思った瞬間、火災報知機がなる。姫宮の仕業だった。姫宮に助けられ、白鳥と合流した後、目が覚めたら、厚生労働省管轄の薬物依存患者専用の医療施設にいた。
頻繁に打たれた痛み止めなどは麻薬カクテルで、天馬は麻薬中毒にされかかっていた。
姫宮が注射を落として割ったり、薬を減らしたりしていたのだ。

・実は、天馬は桜宮家に間接的に関係していた。
立花善次の父親は、天馬の両親を交通事故で死なせていた。自らの自殺で、天馬への保険料や慰謝料を払っていた。施設に入れられ、いじめられていた善次は、突然キレて通り魔に。

・東城大との体制が崩れ、巌雄院長は桜宮病院の閉院を決めた。そのとき
小百合は自殺ほう助システムを、すみれは、東城大との共倒れを望んだ。
小百合は、自殺ほう助、そして、デス・コントロールを行っていたのだ。
患者たちは、碧翠院ですみれのもとでボランティアを行い、死ぬときは小百合が手を下す。
小百合は桜宮の死の女王で、すみれは生の女神。

・最後に生き残ったのは誰か・・・・。天馬たちはすみれと思っていたけれど、
 やっぱり小百合でしょう。長い髪、そして、「本当に、詰めが甘いんだから。」の一言。
 北に向かった桜宮の血は、また違う作品に出てくること間違いなし!





海堂尊-小説 | 2008-11-06(Thu) 13:45:40 | トラックバック:(0) | コメント:(10)

「螺鈿迷宮」 登場人物一覧表と作品関連図


 *名前のみ登場している場合は△。

 *本のタイトルは省略しています。 (下記参照)

 バチスタナイチンジェネラル螺鈿たまご地球儀ジーンペアンひかりゲリラ23区青空モル
田口公平       
白鳥圭輔       
高階権太    
藤原真琴       
姫宮       
天馬大吉       
桜宮巖雄         
桜宮華緒         
桜宮小百合          
桜宮すみれ           
桜宮葵           
別宮葉子       
田端健市          
結城          
立花善次          
立花茜            
兵藤勉           
根岸            
加賀            
南雲杏子            
菊池日菜            
日向千花            
美智           
加代            
トク            
坂田寛平         

 
バチスタ  : 「チーム・バチスタの栄光」
ナイチン  : 「ナイチンゲールの沈黙」
ジェネラル : 「ジェネラル・ルージュの凱旋」
螺鈿    : 「螺鈿迷宮」
たまご   : 「医学のたまご」
地球儀   : 「夢見る黄金地球儀」
ジーン   : 「ジーン・ワルツ」
ペアン   : 「ブラック・ペアン1988」
ひかり   : 「ひかりの剣」
ゲリラ   : 「イノセント・ゲリラの祝祭」
23区    :  「東京都二十三区内外殺人事件」 
青空    : 「青空迷宮」
モル    : 「モルフェウスの領域」 



田口公平 : バチスタ:41歳。ナイチン/ジェネラル:42歳。 螺鈿:43~44歳。(以上、講師)
         たまご:53歳(教授)。 ペアン/ひかり:医学部3年生。ゲリラ:43歳

高階権太 : バチスタ/ナイチン/ジェネラル:53,4歳 螺鈿:56,7歳(以上、病院長)
         たまご:65,6歳(東城大学学長)。 ペアン/ひかり:おそらく34,5歳(講師)
         ゲリラ:56歳
 
藤原真琴 : バチスタ/ナイチン/ジェネラル/螺鈿/ゲリラ:60歳すぎ(愚痴外来専任看護師)
          ペアン/おそらく40歳位(看護師長)

白鳥圭輔 : バチスタ:43歳。ナイチン/ジェネラル:44歳。 螺鈿:45~46歳。ゲリラ:45歳

姫宮    : バチスタ:白鳥と高階の話に登場。おそらく20代。
        ジェネラル/看護師としてICU研修、螺鈿:看護師として桜宮病院に潜入。
 
兵藤勉  : バチスタ/ナイチン/ジェネラル/螺鈿:神経内科学教室助手・医局長。
        螺鈿では、すみれの情報源。


  *各書に書かれている年齢を元に類推してますので、正確ではない可能性があります。




登場人物相関表 | 2008-11-06(Thu) 13:39:57 | トラックバック:(0) | コメント:(0)

「死因不明社会」 海堂尊 著 レビュー

死因不明社会 (ブルーバックス 1578)死因不明社会 (ブルーバックス 1578)
(2007/11/21)
海堂 尊

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「死因不明社会」 海堂尊 著

本 内容(BOOKデータベースより)

『このミステリーがすごい!』大賞作家が緊急書き下ろしロジカルモンスター白鳥圭輔が日本の医療の闇を斬る!「『チーム・バチスタの栄光』は、この本を書くために生まれた(海堂 尊)
ミステリーより怖い真実
日本の解剖率2%台は、先進国中ぶっちぎりの最下位。98%は、体の表面を見るだけのいい加減な死亡診断が下されている。死亡診断が軽視される社会では、明らかな犯罪行為や児童虐待すら発見できず、治療効果判定も行われない無監査医療がはびこる。社会に様々な不利益をもたらす「死因不明社会」に立ち向かうにはAiを中核とする新たなパラダイムシフトが必要となる。現役医師でベストセラー作家、海堂尊の緊急提言。

アヒル。 目次

プロローグ 「死因不明社会」の出現とその処方箋

第1章  そして誰も「解剖」されなくなった
      厚生労働省・白鳥圭輔室長、独占インタビュー①
第2章  現代日本の解剖事情
第3章  死体のゆくえ
      厚生労働省・白鳥圭輔室長、独占インタビュー②
第4章  解剖崩壊
第5章  医療事故調査委員会における厚生労働省の謀略
      厚生労働省・白鳥圭輔室長、独占インタビュー③
第6章  Ai は医療事故問題解決の処方箋となりうるのか?
第7章  Ai の病院死症例における威力
      厚生労働省・白鳥圭輔室長、独占インタビュー④
第8章  「死亡時医学検索」の再建のための処方箋「Ai」
第9章  犯罪監視システムのしてのAi
      厚生労働省・白鳥圭輔室長、独占インタビュー⑤
第10章 死をめぐる医療と司法の相克
第11章 Ai の医学的考察
      厚生労働省・白鳥室長 集中最終講義
第12章 「死因不明社会」の処方箋と明るい未来
      Aiセンターが医療と社会を再建する

あとがき

白鳥圭輔のワンポイント用語講座
1 「検視」と「検死」と「検案」
2 解剖と剖検
3 法医学者と病理専門医・監察医と警察医

白鳥圭輔のワンポイント用語講座 補講
 日本及び世界におけるAiの潮流
 オートプシー・イメージング・アカデミア
 筑波メディカルセンター病院放射線科 塩谷清司


新書・全278ページ


海 読後レビュー。

小説ではなく、ブルーバックスから出ているというだけあって、学術書的内容です。

「チーム・バチスタ」の白鳥に、時風新報の別宮葉子記者がインタビューするという形式で、Ai導入について提言していきます。

解剖とAiについての説明や、Ai導入の意義が繰り返され、ど素人の私でもよく理解できました。

遺族感情として、遺体を切り刻まれる解剖は嫌だけど、画像診断できるAiならもちろんOK!

異状死や突然死は、短時間でできるAiを行い、原因を特定すれば、早い事件解決にもなりますよね。

医師会がAi導入を進めてるようなので、ぜひ全国に導入してほしいですね。

なお2007年8月に千葉大学医学部にAiセンターが設立されたようです。
医療崩壊が叫ばれ、少し前は、小児科医、今は、産婦人科の問題がメディアで取りざたされています。 抜本から医療システムを見直さないと、大変なことになってしまいますね。

Aiは、虐待死など、体表からわからない原因などにも有効!

厚生労働省頼むよ!!


<内容メモ>


●Ai (Autopsy imaging 、 オートプシー・イメージング) 
・死亡時画像病理診断、死亡時画像診断。
・患者の死亡後に、CT、MRI、超音波検査などの画像診断を行い、結果を正確な剖検(病理解剖)につなげ、死因解明に役立てるシステム。

●「死亡時医学検索」
 ・遺族の承諾のもとに、病死した患者の遺体を医学的に診断すること。

●CT (Computed Tomogaphy)
・X線を用いて生体の断層像を得る
・人体の輪切りの断面図を撮像。

●MRI (Magnetic Resonance Imaging)
・磁気を利用して体内を縦横に撮影できる医療機器、磁気共鳴装置(MR)による映像取得法、及び装置のこと。
・人体の縦横図や斜断面など自由な角度で撮影できる
・X線に比べて人体にほとんど害がない


検死、検視、検案について

・死体を体表から観察して異状の有無を調べること。

●検案(=検死) : 医師が行う。法律上の根拠は医師法。

●検視 : 警察官が行う。法律上の根拠は刑事訴訟法。


死因を特定するために、現在は

検案(体表観察)→解剖

という流れをたどる。しかし、解剖費用は、一体につき約25万~50万円かかるのに
病院の持ち出し費用となるのだ。時間もお金もかかる解剖、さらに遺族に承諾を得るのが大変で、病院側は解剖をしたくなくなる・・・。(厚生労働省は、解剖にはお金を出さない)

というような事情もあり、日本の現在の解剖率は、全体のたった2%。
さらに変死体に限っても、わずか9%という(2007年)。
まさに死因不明社会。

日本の解剖制度は、3つに分かれている。
病理解剖 : 厚生労働省管轄、予算なし、強制力なし
司法解剖 : 地方自治体管轄、予算あり、強制力あり
行政解剖 : 警察庁管轄、予算あり、強制力なし(監察医を置く、限定5都市のみあり)
                      *東京23区、横浜市、名古屋市、大阪市、神戸市

エーアイを行い、そこからさらに詳しく調べたい箇所のみを解剖するという流れが理想とのこと。
遺族としても、実際、その通りだと思います。

エーアイと解剖の比較
検査のしやすさ、遺族の承諾のしやすさ、コスト(Aiは5万円程度)、スピード、設備設置率、マンパワー、労力、倫理などの項目については、Aiが圧勝。
医学情報の取得は互角。
診断確定度は、解剖が行える領域に関しては解剖の勝利だが、検査不能部分が多すぎる。 




海堂尊-その他書籍 | 2008-11-05(Wed) 11:28:13 | トラックバック:(0) | コメント:(0)

テレビドラマ「チーム・バチスタの栄光」第4話レビュー

第4話   「エリートのプライドと弱点」                  2008.11.04.O.A


 *内容は、基本的に管理人のネタバレメモです。お気を付け下さい。



本 内容

「術死は続く、これからも。これは、完璧に仕組まれた、犯罪である」

田口に届いた怪文書を見た白鳥は、一連の術死がやはり殺人だと確信する。そしてチーム・バチスタのメンバーに、記録映像が盗まれた「ケース29」だけ心臓の切除範囲が大きいことを指摘。範囲を決定する病理医・鳴海に疑いを向けるが、桐生は鳴海に全幅の信頼を寄せていると即座に否定。さらに、ケース29は心臓が他より拡張しているので切除範囲が大きいのは当然で、鳴海と桐生で切除範囲を決めるという。

「なんで厚労省の手先になったの?」と聞く鳴海に、「患者のためと桐生先生に辞めてほしくないから」という田口。しかし、「あの人は辞めないよ」という鳴海。

一方、白鳥に挑発された酒井は、垣谷が執刀する予定の手術を自分が執刀したいと頼む。天才的な心臓外科医の父をもつ酒井は、新人の頃から父を超えると燃えていた。しかし、酒井の要望を断る垣谷。垣谷もまた、桐生に恨みがあるのではと白鳥から挑発されていた。

桐生と鳴海の関係を不自然に思った白鳥は、以前2人が働いていたアメリカ・サザンクロス病院に電話。2人の過去に潜む驚くべき事実をつかむ。鳴海は外科を専攻していて、桐生とペアだった。
「鳴海の外科医としての未来を奪ったのは桐生だ。バチスタ手術100%のお兄ちゃんに復讐するため・・・。」と挑発する白鳥。
桐生のメスが鳴海の右手の腱を切ってしまい、鳴海は外科手術でメスを握れなくなったのだ。
桐生のことが憎くてたまらないのに、桐生に依存している・・。と詰め寄る白鳥に、「そんなやり方、僕は軽蔑します。」と白鳥に抗議する田口。
しかし、「そうだよ。僕がやった。」と鳴海。
「ビデオ盗んだのも、怪文書も僕、と言ったらどうする?」
「でも、一つだけ言っとく。光は影があってこそ輝けるんだ」とあやしい笑み。

鳴海が出て行ったあと、
「あいつほど優秀な病理医を俺は知らない。そして俺をはるかに超えていた外科医だった。
才能のあるものだけが、高みに行ける。あいつはそこに行ける一人だった。俺があいつの未来を奪った。」
「あいつは患者を殺さない。君の推理は空振りだ」という桐生。

「僕は兄さんに復讐したかった」と2人だけの時に桐生にいう鳴海。

ケース29で酒井がミスしたことを垣谷から聞いた田口は、酒井の所に。
父親が天才外科医のプレッシャーがあるものの、才能がないことを自分でも認めていた酒井。
「どんなに頑張っても桐生や親父のようにはなれない。でもあんなミス、厚労省に見せたくなかった。」
ビデオは酒井が盗んでいたのだ。

「時間がかかってもいいオペができる、そんな外科医じゃダメなのか?
俺も最初は外科医になりたかった。でも血がだめじゃだめなんだ。
才能があっても外科医になれない人もいる。
でもおまえは外科医になれてんじゃん。天才になれないくらいで文句言うなよ。」と田口。

オペを任された酒井は、垣谷の言葉に励まされ、無事にオペを成功させた。

一方、オペ終了後に、直美を夕食に誘った氷室。
しかし、それは氷室が何か言ってないかを知るためだった―。

次のバチスタ手術が5日後に決まった。タイム・リミットは5日。


救急車 

なんとまぁ、みんなそれぞれ出てきましたね。問題が。

桐生、鳴海・・・この2人を白鳥は怪しいと思ってるようですが。

でもビデオを盗んだ犯人は、バチスタ術死関連ではなさそうな酒井でした。
自分のミスを隠すため・・・うーん、ちっちゃい人物ですが、あのオペを成功させたことで
自信になったでしょう。

まだ怪文書を出した犯人はわかりません。直美は先週、容疑者からはずれた・・・と思ったのに
今週、ラストでまたあやしい感じです。
氷室さん、あなたは何を知ってるの??

そして、原作とはだいぶ違ってきてます。
各人物設定も随分違いますが・・・ 田口先生、めっちゃいい人です。

裏表のない本当にいい人で描かれてます。
白鳥は、厚労省というより、ガラの悪い刑事って感じ・・・。

先週に続き、あの病院のお医者さん、ちょっと悪すぎるわ。
今週は、病理医である鳴海に「早く所見を出してくれ」という医者が登場。
患者が結婚を控えた若い女性であるし、じっくり結論を出したいという鳴海に
「患者を見ない病理医のくせに・・・」というようなことを言うのは、どんな医者じゃー!!

原作にないシーンで、前回は麻酔医、今回は病理医の影の力に焦点を当ててます。
侮蔑する医者を出してきて、対比させてるんだろうけどねー、ちょっとどうよ?って思います。

鳴海が今まで同様、意味深な発言をしていて、
これがどうつながっていくのか、楽しみですね。

ドラマはドラマで楽しめるようになってきました!!




海堂尊-テレビドラマ | 2008-11-04(Tue) 23:49:52 | トラックバック:(0) | コメント:(0)

海堂さんプロフィール

海堂尊(かいどうたける)

1961年12月21日生まれ。いて座の男性。千葉県出身。本名:江澤英史 

1988 千葉大学医学部卒
1993 千葉大学医学大学院修了


作家、医師、医学博士。
(1997年千葉大学医学博士、論文題目:血液系細胞株K562におけるTPA誘導CD30抑制機構の解析)
外科医、病理医を経て、現在は、独立行政法人 放射線医学総合研究所 重粒子医科学センター Ai情報研究推進室 室長。

●モットー
「物議を醸す」

●趣味
将棋、麻雀。
(雀荘「すずめ」は学生時代に、本当に海堂さんが通っていたとのこと)
原稿に赤を入れること(日本推理作家協会プロフィールより)

●デビュー
2005年宝島社 第4回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し
「チーム・バチスタの栄光」でデビュー。受賞時のタイトルは「チーム・バチスタの崩壊」
同書は2008年に映画化された。
現役勤務医としての知識と経験による圧倒的リアリティと登場人物たちの強烈なキャラクターが多くのファンに愛されている。

●受賞歴
2005年  「チーム・バチスタの栄光」 宝島社第4回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞。
2006年  「チーム・バチスタの栄光」 週刊文春ミステリーベストテン3位。
2008年  「死因不明社会」 科学ジャーナリスト賞受賞。
2008年度 「ブラックペアン1988」 山本周五郎賞の候補作に。
2010年度 「マドンナ・ヴェルデ」 山本周五郎賞の候補作に。
2011年度 「ブレイズ・メス1990」 吉川英治新人賞の候補作に。

2011年 好きな作家ランキング2011(ダ・ヴィンチ1月号の「BOOK OF THE YEAR」で本好き読者投票による」では、男性部門で7位に。 
2011年 医療系小説・マンガランキング こんな先生だったら診てもらいたい(ダ・ヴィンチ12月号)では、2位に。
2011年 『アリアドネの弾丸』が本格ミステリ_ベスト10で17位。

●作品一覧
海堂尊作品&関連商品リスト  を参照。

●海堂さん公式サイト
宝島社 海堂尊 公式サイト

●海堂さん執筆スタイル
J-POPをBGMとしてエンドレスでかけている。(以下わかっているもののみ)
ご本人は「テーマソング」と呼んでいる。

『チーム・バチスタの栄光』
 ・アンダーグラフ「ツバサ」

『ナイチンゲールの沈黙』
 ・中島美嘉「GLAMOROUS SKY」 シーソー「君が見えない」 西城秀樹「炎」

『螺鈿迷宮』
 ・明日香「花ぬすびと」 ポルノグラフィティ「シスター」

『ジェネラル・ルージュの凱旋』
 ・BUMP OF CHICKEN「カルマ」

『ブラックペアン 1988』
 ・STRAIGHTENER「SIX DAY WANDER」

『夢見る黄金地球儀』
 ・サザンオールスターズ「希望の轍」「勝手にシンドバッド」

『医学のたまご』
 ・ルルティア「ロスト バタフライ」

『ジーン・ワルツ』
 ・シャ乱Q「シングルベッド」 オフコース「秋の気配」

『ひかりの剣』
 ・BOØWY 「わがままジュリエット」「CLOUDY HEART」

『イノセント・ゲリラの祝祭』
 ・locofrank「shared time」

『ジェネラル・ルージュの伝説』
 ・なし

『極北クレイマー』
 ・宇多田ヒカル「Flavor Of Life」

『マドンナ・ヴェルデ』
 ・オフコース 「さよなら」

『ブレイズメス1990』
 ・宇多田ヒカル「COLORS」

『アリアドネの弾丸』
 ・クイーン 「ボヘミアン・ラプソディ」

『モルフェウスの領域』
 ・松任谷由美 「きみなき世界」 「空と海の輝きに向けて 」

『ナニワ・モンスター』
 ・椎名林檎 「茎」

『極北ラプソディ』
 ・宇多田ヒカル「Goodbye Happiness」

『ケルベロスの肖像』
 ・ポルノグラフィティ「EXIT」

『スリジエセンター1991』
 ・YUKI 「ヒミツ」

『輝天炎上』
 ・My Little Lover 「Destiny」

『ガンコロリン』
 ・チャットモンチー 「シャングリラ」

『カレイドスコープの箱庭』
 ・BUMP OF CHICKEN 「グッドラック」

『アクアマリンの神殿』
 ・DREAMS COME TRUE 「連れてって 連れてって」

『スカラムーシュ・ムーン』
 ・レベッカ 「プライベート・ヒロイン」

『スカラムーシュ・ムーン』
・東京事変 「スーパースター」

『ポーラースター』 オール讀物連載中
・東京事変「群青日和」


●著者インタビュー

宝島社「バチスタ」「ナイチン」「ジェネラル」インタビュー

Yahooブックス「螺鈿迷宮」刊行記念インタビュー

楽天ブックス「螺鈿迷宮」出版記念インタビュー

KADOKAWA「螺鈿迷宮」インタビュー

講談社Mopixインタビュー

CINEMA TOPIX「チーム・バチスタの栄光」映画化インタビュー

新潮社「ジーン・ワルツ」刊行記念インタビュー

チーム・バチスタの栄光」映画:中村義洋監督と原作者:海堂尊インタビュー

All Aboutインタビュー

イノセント・ゲリラの祝祭』文庫化記念、特別インタビュー

丸善 インタビュー第1回

丸善 インタビュー第2回

丸善 インタビュー第3回

丸善 インタビュー第4回

海堂尊さん講演会録(概要):Libraホール

「新!読書生活」 海堂尊さん×筒井康隆さん対談

ブックサービスインタビュー

ステラインタビュー

「モルフェウスの領域」刊行記念インタビュー

鎌田實さんとの「がんばらない&あきらめない」対談

郷原信郎さんと『ナニワ・モンスター』刊行記念対談

日本医師会HP「先輩医師インタビュー」で「医療への信頼を高める死亡時画像診断(Ai)」について語る!

『輝天炎上』KADOKAWAインタビュー

チーム・バチスタFINAL :「ケルベロスの肖像」公開インタビュー

医学部へ行こうインタビュー

[海堂尊『スカラムーシュ・ムーン』刊行記念特別エッセイ]


海堂さん略歴 | 2008-11-04(Tue) 21:37:22 | トラックバック:(0) | コメント:(4)

「ジェネラル・ルージュの凱旋」 登場人物一覧表と作品関連図


 *名前のみ登場している場合は△。

 *本のタイトルは省略しています。 (下記参照)

 バチスタナイチンジェネラル螺鈿たまご地球儀ジーンペアンひかりゲリラ23区青空モル
田口公平    
白鳥圭輔       
高階権太    
藤原真琴       
姫宮       
速水晃一        
五十嵐            
佐藤伸一           
花房美和          
如月翔子          
久保圭子            
森野弥生            
奥寺隆三郎            
猫田麻里            
権堂昌子            
浜田小夜            
水落冴子           
城崎           
兵藤勉        
丹羽            
白石            
島津吾郎        
沼田泰三         
曳地均          
日垣            
谷村            
工藤            
神田            
黒崎誠一郎         
松井          
羽場貴之          
三船            
結城          
野村勝             
中野美佐子            

 
バチスタ  : 「チーム・バチスタの栄光」
ナイチン  : 「ナイチンゲールの沈黙」
ジェネラル : 「ジェネラル・ルージュの凱旋」
螺鈿    : 「螺鈿迷宮」
たまご   : 「医学のたまご」
地球儀   : 「夢見る黄金地球儀」
ジーン   : 「ジーン・ワルツ」
ペアン   : 「ブラック・ペアン1988」
ひかり   : 「ひかりの剣」
ゲリラ   : 「イノセント・ゲリラの祝祭」
23区    :  「東京都二十三区内外殺人事件」 
青空    : 「青空迷宮」
モル    : 「モルフェウスの領域」 


田口公平 : バチスタ:41歳。ナイチン/ジェネラル:42歳。 螺鈿:43~44歳。(以上、講師)
         たまご:53歳(教授)。 ペアン/ひかり:医学部3年生  ゲリラ:43歳

高階権太 : バチスタ/ナイチン/ジェネラル:53,4歳 螺鈿:56,7歳(以上、病院長)
         たまご:65,6歳(東城大学学長)。 ペアン/ひかり:おそらく34,5歳(講師)
         ゲリラ:56歳

藤原真琴 : バチスタ/ナイチン/ジェネラル/螺鈿/ゲリラ:60歳すぎ(愚痴外来専任看護師)
          ペアン/おそらく40歳位(看護師長)

白鳥圭輔 : バチスタ:43歳。ナイチン/ジェネラル:44歳。 螺鈿:45~46歳。ゲリラ:45歳

姫宮    : バチスタ:白鳥と高階の話に登場。おそらく20代。
        ジェネラル/看護師としてICU研修、螺鈿:看護師として桜宮病院に潜入。
 
兵藤勉  : バチスタ/ナイチン/ジェネラル/螺鈿/ゲリラ:神経内科学教室助手・医局長。
        螺鈿では、すみれの情報源。

速水晃一 : バチスタ:41歳。 ナイチン/ジェネラル:42歳。(救急救命センター長)
        ペアン/ひかり:医学部3年生

花房美和 : ナイチン/ジェネラル:40代前半(ICU師長)、ペアン:20代前半(新人看護師)

如月翔子 : ナイチン/ジェネラル:20代前半(看護師)、たまご:小児科看護師長

浜田小夜 : ナイチン/ジェネラル:20代前半(看護師)
         地球儀:4Sエージェンシーセクレタリー、歌手。

猫田麻里 : ナイチン/ジェネラル:40代(小児科看護師長)、ペアン:20代(主任)

沼田泰三 : バチスタ/ナイチン/ジェネラル:助教授、たまご:教授。

黒崎誠一郎 : バチスタ/ナイチン/ジェネラル:57,8歳(教授)、ペアン:37,8歳(助教授)。

島津吾郎 : ナイチン/ジェネラル:42歳。(放射線科助教授)
         ペアン/ひかり:医学部3年生  ゲリラ:43歳



  *各書に書かれている年齢を元に類推してますので、正確ではない可能性があります。




登場人物相関表 | 2008-11-03(Mon) 23:57:54 | トラックバック:(0) | コメント:(2)

「ジェネラル・ルージュの凱旋」 海堂尊 著 レビュー

ジェネラル・ルージュの凱旋ジェネラル・ルージュの凱旋
(2007/04/07)
海堂 尊

商品詳細を見る



「ジェネラル・ルージュの凱旋」 海堂尊 著

本 内容(「BOOK」データベースより)
桜宮市にある東城大学医学部付属病院に、伝説の歌姫が大量吐血で緊急入院した頃、不定愁訴外来の万年講師・田口公平の元には、一枚の怪文書が届いていた。それは救命救急センター部長の速水晃一が特定業者と癒着しているという、匿名の内部告発文書だった。病院長・高階から依頼を受けた田口は事実の調査に乗り出すが、倫理問題審査会(エシックス・コミティ)委員長・沼田による嫌味な介入や、ドジな新人看護師・姫宮と厚生労働省の“火喰い鳥”白鳥の登場で、さらに複雑な事態に突入していく。将軍(ジェネラル・ルージュ)の異名をとる速水の悲願、桜宮市へのドクター・ヘリ導入を目前にして速水は病院を追われてしまうのか…。そして、さらなる大惨事が桜宮市と病院を直撃する。

アヒル。 目次

第一部 潜航

 序章 海の底
 1章 オレンジ・スクランブル
 2章 血まみれ将軍(ジェネラル・ルージュ)
 3章 コミットメントの空隙
 4章 オレンジの不良債権
 5章 ハヤブサと眠り猫
 6章 ピンストライプの経済封鎖
 7章 多重陰謀
 8章 ホンキートンク・ガール
 9章 新人の陥穽(ルーキー・ビットフォール)
10章 沈黙の少女
11章 ドクター・ヘリ

第二部 戴冠

12章 赤煉瓦の泥沼
13章 田口講師の災難
14章 フジワラ・ナース・ネット
15章 エシックス・エントリー
16章 旧友(オールド・フレンド)
17章 ジェネラル・ルージュの伝説
18章 泥沼エシックス
19章 天窓の歌姫
10章 火喰い鳥の告知(ノーティス)
21章 泥沼の中のジェネラル
22章 司法と倫理
23章 医師法二十一条の影
24章 ハヤブサ美和
25章 リスキマネジメント委員会
26章 エシックスの終焉
27章 ジェネラルの退場
28章 カタストロフ
29章 口頭試問
終章  岬


全384ページ



海 読後レビュー。

海堂さんの4作目。田口&白鳥シリーズでは第3弾。
「ナイチンゲールの沈黙」と並行して起こった事件の話です。

「ナイチンゲールの沈黙」は浜田小夜の視点で描かれていたけれど、同時期の事件を今度は、小夜の友人・如月翔子の視点で描いています。

「ナイチンゲールの沈黙」と重なっている部分が多くて、最初は違和感がすごくありました。
だって、「ナイチンゲールの沈黙」にあった文章がそのままあって、そこから違う登場人物の視点で書かれてたりするんで、ちょっと困惑。
しかも、今回は全然関係ない登場人物(看護師の浜田小夜)とかも、ちょいと出てたりして
全作品を読まないと、「ん?」と思うことも多いです。

慣れてきてからは大丈夫だったけど。
それに、もう1作「螺鈿迷宮」に続く話でもあって、「螺鈿迷宮」で潜入捜査する姫宮の看護実習の話が書いてあって、なんていうか、全部の話がつながってるんですよ。
順番に読まないとわかりにくい。

4作品めの「ジェネラル・ルージュの凱旋」で、東城大学医学部付属病院の重要なキャストの人となりがものすごーーーくよくわかりました。
もうね、“東城大学医学部付属病院”通って感じ(笑)

しかし、こんな問題ばっかり起こる病院って・・。

しかも、続々と優秀な医師がいなくなっていく病院って・・・。

まぁ、いろいろ問題が起こりながらも
主人公?田口先生は、周りのおかげで(今回は藤原看護師大活躍!)
解決していきます。

速水が超かっこいいです。
冒頭の15年前に起きた城東デパート火災、当時二年目か三年目の新米医師だった速水は、
若手看護師とたった二人で片っ端から患者を引き受ける。
ICUは満床になり、病院長も不在だった。
そこで速水は、独断で病院の指揮系統を統率しようとしたんですねー。
全館放送用マイクから流れた言葉は「今から全病棟スタッフは私の指揮下に入る」。
そこで、ルージュを引くことを提案されて、しっかりその場を取り仕切りました。
ひゃー、それはそんなに効果があるのか?と疑問でしたが。
そして、それは再現されるのでした・・・。だから「ジェネラル・ルージュの凱旋」なのね。

ドジな姫宮のおたおたぶりと白鳥や速水部長のスピード感とのズレが面白いですね。
今回、姫宮はICUに看護士見習いとして潜入してて、速水部長以下ICUメンバーに
そのとろさと、知識を見せつけてます。この事件の後、「螺鈿迷宮」の桜宮病院に潜入してますね。
この本では、子供の死亡事故を虐待と疑った速水にエーアイをしましょうと提案し、遺族に了解を取り付け、CTにかけた画像を見て的確な診断を下し、虐待による死亡を証明しました。
さらに、最後のバイパス事故で、トリアージ・タグを的確につけてて、おぉっ!と思いました!さすが厚生労働省主席!

白鳥の活躍の場は少なかったですが、やはりこの人が登場すると、面白くなりますね。


*東城大学医学部付属病院新棟=通称オレンジ新棟。5年前に竣工、完成。
白亜の13階建ての本館と、丈の高いホワイト・パフェに添えられた3階建てのオレンジ・シャーベットのよう。1階はICU病棟、2階は小児科病棟。地域救急医療の24時間引き受けを宣言。
収益性が低く、当初は「ライジング・サン」と言われていたのに、今は「イブニング・サン」と揶揄される。オレンジ新棟は東城医大の不良債権だった。
通常の2倍の看護師がオレンジ新棟に配属され、その中から優秀な人材をICUが選び、残りを小児科病棟に配属するという暗黙のルールがある。

*水落冴子が緊急入院したのは、ドア・トゥ・ヘブン(極楽病棟12FのVIPルーム・1234号室)
先々代の病院長、佐伯教授が作った。

*倫理問題審査委員会(エシックス・コミティ)
 半年前に、曳地助教授が立ち上げた。
 病院組織から独立した研究、医療全般に関する問題の検討会。
 現在の委員長は、曳地の指名で、精神科の沼田助教授。
 メンバーは曳地シンパで、「バチスタ」事件で権威を落とされた曳地の対田口リベンジ・チーム。

<登場人物>

田口公平 : 不定愁訴外来担当(通称・愚痴外来)神経内科学万年講師。
        リスクマネジメント委員会委員長。 あだ名は「グッチー」「行灯」など
         高階病院長の"懐刀"または"腰巾着"とも呼ばれるように。
   
白鳥圭輔 : 厚生労働省大臣官房秘書課付技官 &
          医療過誤死中立的第三者機関設置推進準備室室長 
         通称「ロジカル・モンスター」「火喰い鳥」。厚生労働省の問題児。

姫宮    : 白鳥の部下“氷姫”。厚生労働省主席で入省した超エリート。
         ICUに看護士見習いとして潜入。
         医師免許も持っており知識だけは豊富だが、非常にドジでとろい。
         「ミス・ドミノ」と呼ばれる。
         花房の第一印象「チョウチンアンコウのひらひら揺れる疑似餌」。

高階権太 : 東城大学医学部付属病院院長。消化器腫瘍外科教授。

藤原真琴 : 不定愁訴外来看護師。ベテランで影の実力者。

救急救命センター(ICU併設)

速水晃一  : センター部長。田口と同期で「ジェネラル」の異名を持つ。水落冴子のファン。
          いつもチュッパチャプスを口に入れている。
五十嵐副部長 : 休職中。
佐藤伸一  : 副部長代理。ダジャレ好き。如月に好意を寄せている。
花房美和  : 看護師長。松井総師長の直系。ハヤブサと呼ばれるエース。
          猫田と総師長の座を狙ってライバル。
          手術室、外科、整形外科、循環器内科、そして5年前のオレンジ新棟設立と
          同時にICU師長に。松井総師長の直系。
如月翔子  : 看護師。3年目。ICUの爆弾娘。速水が好き。25歳。
久保圭子  : 主任看護師。20代後半。鋭角的な顔立ち。
森野弥生  : 看護師。翔子の5年先輩で久保と同期。ふくよかで茫洋とした雰囲気。

小児科

奥寺隆三郎 : 教授。
猫田麻里  : 看護師長。"眠り猫""千里眼"とも呼ばれる東城大学開闢以来の横着者。
          藤原看護師の愛弟子。花房の5年先輩。
権堂昌子  : 主任看護師。
浜田小夜  : 看護師。

*その他
兵藤勉   : 神経内科、助手。医局長。
丹羽    : 神経内科。主任看護師。
白石    : 神経内科。看護師長。
島津吾郎  : 放射線科助教授。田口と速水の同期。がんがんトンネル魔人。
水落冴子  : 伝説の歌姫。彼女の暗い歌を聞くと、皆絶望的になる。速水は大ファン。
城崎     : 冴子のマネージャー。昔、冴子と関係が。
          一世を風靡したバタフライ・シャドウのベーシストだった。
結城    : メディカルアソシエイツの代表者

*エシックス・コミティ・メンバー
沼田泰三  : 精神科助教授。倫理問題審査委員会(エシックス・コミティ)委員長。
曳地均   : 呼吸器内科学教室助教授。
         元リスクマネジメント委員会委員長と電子カルテ委員会委員長兼任。
         倫理問題審査委員会(エシックス・コミティ)を作った。定年間近。
日垣    : 呼吸器内科講師。曳地委員長の直系。
谷村    : 循環器内科講師。
工藤    : 精神科講師。沼田の腰ぎんちゃく。
神田    : 放射線科技師。
権堂昌子 : 小児科主任看護師。
三船     : 事務長。アメリカ帰りで厚労省出身。病院経営コンサルタント会社から派遣された。
         速水のドクター・ヘリ導入案に反対している。
<外部委員>
・野村勝    : 桜栄弁護士事務所弁護士。
・中野美佐子 : 桜宮女子短大倫理学教授。
<オブザーバー>
・白鳥

*リスクマネジメント委員会・メンバー
田口公平 : 委員長
黒崎誠一郎 : 臓器統御外科教授。リスクマネジメント委員会副委員長。
松井    : 総看護師長。看護科のトップ。 任期は今年いっぱい。来年総師長選あり。
羽場貴之 : 手術室機材管理室室長。
<オブザーバー>
沼田、三船、野村弁護士、中野教授、島津助教授、神田技師、白鳥、高階病院長、日垣
如月、佐藤、花房。

登場人物作品関連図はこちらをクリック!



●時期
2006年12月14日(木)午後11時~25日(月)午前11時(「ナイチンゲールの沈黙」と同時期)


<メモ>

 *以下ネタバレ含みますので、見てもいい方だけ、ドラッグしてください。


・猫田が3年前に小児科に着任したとき、速水はICUの師長にしようとしたようですが、奥寺教授に横取りされました。猫田はオレンジ2階を看護婦の吹きだまりから、雰囲気を一変させます。
さらに、2年前の第4回ドラフト会議では、学業成績抜群だが、実技評価は最低、現場では使えない優等生・浜田小夜と、学業成績は落第すれすれだが実技はトップ、研修成績も評判も素晴らしい如月翔子の2人から、猫田は浜田を選んだ。欲しかった如月を苦もなくとれたが、猫田への違和感が強くなる。自分と正反対のタイプの猫田に負けたくないという気持ちがあったが、猫田の器の大きさに魅せられていた。
花房は、如月が速水を真っ直ぐに見つめているのを見ていられませんでした。若くて仕事が出来てかわいい如月に嫉妬してたんですね。


・速水部長のことを花房美和はずっと好きだったんだなぁ・・。
 彼とともに裁かれようと速水の書いた告発文に自分の名前も入れて、
 リスクマネジメント委員会(田口)へ送ったのは、彼女でした。
 15年前に起きた城東デパート火災時の、速水の「ジェネラル・ルージュの伝説」。
 そのときのルージュを提案した信頼していた若手看護師は美和だったんですね。
 最後に速水が病院を去る時、翔子はふられましたが、美和は一緒にいきます。
 一緒に告げた行き先が「南」「北」と違っていたけれど、
 速水は「将軍のお供はハヤブサにしか務まらない、だろ?」といい、花房を抱き締めます。
「長い間、待たせた」・・・ほんとに長い間でしたね。 胸キュンです。
またいずれ、速水と花房が戻ってくるのを待ちたいと思います。

・田口先生は、沼田先生率いるエシックス・コミティに提出する書類作りに追われて徹夜している中、「ナイチンゲールの沈黙」でも出てきた小児科版の不定愁訴外来も行われてました。
めちゃくちゃ働いてます。ぐっちー。藤原看護師の采配の元、ナース・ネットからの情報を元に資料を作り、いざエシックス。

・エシックスに召喚された速水は、水落冴子を訪ね、自分のために歌ってほしいという。
しかし、冴子は、「あたしは、この世界で誰かのために歌う。だけどそれは速水先生のためではない。あたしの歌は、ねじれた世界をときほぐすためのもの。だから、先生とは無縁の世界よ。だって、速水先生の道はどこまでも真っ直ぐで、決して曲がることはないのだから」という。
速水の本質を見抜いた言葉でしたね・・。

・速水は、翔子に心惹かれていたようですね。一日見ないだけで、淋しく思っています。でも、必要なのは花房だったんだなぁ。

・冴子のミニ・リサイタルで、翔子は白鳥と出会い、翔子の院内での評価、呼び名、さらに新色のリップの色まで当てられます。白鳥・・・あなたはすごすぎです。何で知ってるの?

・エシックス・コミティで、速水は「ノーコメント」を貫きます。沼田が自分だけ安全圏にいるからだと。
「俺の領域に触れたければここまで降りて来い」という速水はかっこよすぎです。

・やってきた白鳥は、告発文書を見て、謎ときします。手書きで、かつ人の名前を書く時にためらいがあり、花房市長のところでの2度の迷いを、文書から見てとった白鳥は、この告発文を誰が書いたか明確にしました。鋭い!白鳥!

・速水、白鳥も加わったエシックス・コミティで、島津の「エーアイの検死における普遍的適用」の議題。エーアイ必要の意義を経験からも言う速水に、エーアイ画像は法的に証拠能力は認められていないという野村弁護士。1年前、白鳥と、医療過誤検討審査委員会のメンバーだった野村と顔見知りだった。白鳥は、得意の論理で、医療の密室性を打破するためにエーアイは極めて有効な検査手段と
野村に言わせた。
さらにさらに、費用について文句を言う三船事務長とも、白鳥は知り合いでした!
白鳥の後輩の三船は、やはり同様に言いくるめられて、倫理的にどうかと問う中野教授に
エーアイ施工時には使い捨てシートにくるんで検査する。では、死体を寝かせたベッドに寝ている患者と同じだと、シャットアウトした。沼田は、島津の審査を承認した。うーん、「イノセント・ゲリラ」に続いてますね。しっかり言いたいこと言ってくれてます。海堂先生。

・結城を二十年前から知っていた速水と田口。ええ?結城・・。「ひかりの剣」で出てきたっけ?
結城さん、「螺鈿迷宮」で出てますが・・・・・麻雀絡み?? ← 調べます!

・藤原看護師が、花房に「どうしてあんなことをしたの?」と告発文について聞くと
「あの人がここを去るのなら、どこまでもついていこうと思ったんです」と返す花房。40代半ばでもかわいいですね。

・告発内容に反論せず、一切を認めたため、エシックスで審査できなくなった速水の収賄の件は、田口のリスクマネジメント委員会で問うことになり、リスクマネジメント委員会。
速水は「予算請求を行えば拒絶される、必要機材の供与を受ければ違法行為。医療をここまで追い詰めたのは誰だ。救急医療では収益はない。管了の目指す医療システムは近い将来必ず崩壊する」
という。そして辞表を提出した。
沼田は15年前の城東デパート火災で、組織系統を軽視したことなどを指摘し、黒崎教授に田口のリスクマネジメント委員長の罷免を要求する。しかし、黒崎は、「辞表を撤回したまえ」といい、「桜宮の医療にはコイツが必要だ。ワシは規則という枠を守って生きる、コイツはその枠を破壊しながら前進する。多賀医を必要としている。救急現場は神でなければさばけない。ワシはコイツの中に神を見た」という。さらに田口の罷免も否決した。

・12/24、クリスマスイブの桜宮バイパスの多重事故。
タンクローリーが炎上し、桜宮コンビナートに引火、大型ショッピングモール「チェリー」のオープニング。大勢の患者が押し寄せることを予感した速水は、オレンジ・スタッドをかけ、不測の事態に備えた。如月のルージュをもらって。 如月に魅かれていたけれど、花房を選んだ速水。なのに、如月にルージュをもらったのは、速水なりの気持ちへの区切りをつけるため?

・速水は救急センターの為に、器材を優遇してくれるメディカル・アソシエイツと癒着してました。
 決して私腹を肥やすためではなく。あの告発文書は実は速水本人が書いたものだったんですね。
 しかし、田口の活躍や高階病院長、黒崎教授などのおかげで、異動で済みます。
 今度は、東城大学系列の極北市にある病院へ赴任することに。さみしいなぁ・・・。
 場所は極北救命救急センター。そこのヘッドの桃倉さんの代わりじゃないかな・・(予測)
 「ブラック・ペアン」で佐伯教授が極北大の講演に行ってた時、帰りの手配をしてくれたのが桃倉さん。で、「医学のたまご」では、東城医大にいるから、こっちに異動したのではないでしょうか?
 (桃倉さんは「医学のたまご」に出てきた薫の指導担当。)

・・・と思ったのですが、20年も前にヘッドだった桃倉さんが、20年後、東城医大で指導担当なんて、若手のするようなことをさせられるかなぁ・・・と疑問に思いました。
名前が一緒だけど、実は身内?息子にしては早めに結婚してなきゃ無理だし・・・。
どうでしょう?皆さん。

・高階病院長、田口により、速水は3年間、極北救命救急センターへ。・速水はいつもチュッパチャプスを口に入れてるんですが、なんとこれ、三年間で総額三万円相当の私的供与。
田口がこの領収書を見つけ、処分を決定。

・最後、花房が去る時に、猫田が「看護師が師長になるために経験しなければならない4つの節目」について、話しています。
「生・老・病・死」それぞれの看護を経験することだそうです。

生の看護・・命を生みだし育む看護―産婦人科・小児科
老の看護・・お年寄りや障害者看護
病の看護・・通常の看護

同様に、死に際しても看護は必要。
死者にまで看護の領域が拡張されなければ、真の医療に到達できない。
それが死後看護。

猫田は、
「死をタブー視してきた医療現場ではおざなりに扱われてきた。でも、死んだ後まで看護してもらえると思って初めて、人はよりよい人生を送ることができるのではないか」
といいます。

猫田が小夜をドラフトで選んだのは、死後看護の経験を豊富に持っていたから。
真の看護の体現者を育成したかったから。

小夜は、残念ながら、看護師はやめてしまいますが・・。






海堂尊-小説 | 2008-11-03(Mon) 23:24:10 | トラックバック:(0) | コメント:(0)

「ナイチンゲールの沈黙」 登場人物一覧表と作品関連図


 *名前のみ登場している場合は△。

 *本のタイトルは省略しています。 (下記参照)

 バチスタナイチンジェネラル螺鈿たまご地球儀ジーンペアンひかりゲリラ23区青空モル
田口公平    
白鳥圭輔       
高階権太    
藤原真琴       
姫宮       
速水晃一        
佐藤伸一           
花房美和          
猫田麻里          
如月翔子          
浜田小夜         
権藤昌子            
牧村瑞人          
牧村鉄夫            
佐々木アツシ          
杉山由紀            
田中秀正            
水落冴子           
城崎           
兵藤勉        
奥寺隆三郎           
副島真弓           
内山聖美           
島津吾郎        
加納達也         
玉村誠        
桜宮巌雄           

 
バチスタ  : 「チーム・バチスタの栄光」
ナイチン  : 「ナイチンゲールの沈黙」
ジェネラル : 「ジェネラル・ルージュの凱旋」
螺鈿    : 「螺鈿迷宮」
たまご   : 「医学のたまご」
地球儀   : 「夢見る黄金地球儀」
ジーン   : 「ジーン・ワルツ」
ペアン   : 「ブラック・ペアン1988」
ひかり   : 「ひかりの剣」
ゲリラ   : 「イノセント・ゲリラの祝祭」
23区    :  「東京都二十三区内外殺人事件」 
青空    : 「青空迷宮」
モル    : 「モルフェウスの領域」 



田口公平 : バチスタ:41歳。ナイチン/ジェネラル:42歳。 螺鈿:43~44歳。(以上、講師)
         たまご:53歳(教授)。 ペアン/ひかり:医学部3年生。 ゲリラ:43歳

高階権太 : バチスタ/ナイチン/ジェネラル:53,4歳 螺鈿:56,7歳(以上、病院長)
         たまご:65,6歳(東城大学学長)。 ペアン/ひかり:おそらく34,5歳(講師)
          ゲリラ:56歳

藤原真琴 : バチスタ/ナイチン/ジェネラル/螺鈿/ゲリラ:60歳すぎ(愚痴外来専任看護師)
          ペアン/おそらく40歳位(看護師長)

白鳥圭輔 : バチスタ:43歳。ナイチン/ジェネラル:44歳。 螺鈿:45~46歳。ゲリラ:45歳

兵藤勉  : バチスタ/ナイチン/ジェネラル/螺鈿:神経内科学教室助手・医局長。
        螺鈿では、すみれの情報源。

速水晃一 : バチスタ:41歳。 ナイチン/ジェネラル:42歳。(救急救命センター長)
        ペアン/ひかり:医学部3年生

牧村瑞人 : ナイチン:14歳の網膜芽腫患者。地球儀:19歳。4Sエージェンシー。

浜田小夜 : ナイチン/ジェネラル:20代前半(看護師)
         地球儀:4Sエージェンシーセクレタリー、歌手。

猫田麻里 : ナイチン/ジェネラル:40代(小児科看護師長)、ペアン:20代(主任)

花房美和 : ナイチン/ジェネラル:40代(ICU師長)、ペアン:20代前半(新人看護師)

如月翔子 : ナイチン/ジェネラル:20代前半(看護師)、たまご:小児科看護師長

別宮葉子 : バチスタ/ナイチン:23,4歳。 螺鈿:26歳
        バチスタでは、時風新報桜宮版 現代医療最前線シリーズ(8/15、8/16付)で
        バチスタを取材し、「チーム・バチスタの奇跡」という記事を載せている。
        ナイチンでは、最後の方で、白鳥の電話の場面で登場。
        ゲリラでは27歳。「神々の楽園」記事などを執筆

島津吾郎 : ナイチン/ジェネラル:42歳。(放射線科助教授)
         ペアン/ひかり:医学部3年生。 ゲリラ:43歳

桜宮巌雄 : ナイチン:序章で解剖をしている。碧翆院桜宮病院院長。

加納達也 : ナイチン:44歳。警視庁から桜宮警察署へ出向。
         ゲリラ:45~46歳。出向解除され、警察庁にいる。

玉村誠  : ナイチン/ゲリラ:桜宮署警部補。地球儀:刑事。

佐々木アツシ : ナイチン:5歳。 たまご:17歳。 モルフェウス:9歳。

  *各書に書かれている年齢を元に類推してますので、正確ではない可能性があります。




登場人物相関表 | 2008-11-03(Mon) 22:51:30 | トラックバック:(0) | コメント:(0)

「イノセント・ゲリラの祝祭」発売記念サイン会の情報です!



「イノセント・ゲリラの祝祭」発売記念サイン会の情報です!


<東京>
11月8日:宝島社「イノセント・ゲリラの祝祭」発売記念 海堂尊先生 サイン会

【日時】
 2008年11月8日(土) 開始:15:00〜
 
【会場】
 三省堂書店神保町本店 1階特設会場

海堂尊先生の最新刊『イノセント・ゲリラの祝祭』(宝島社刊、定価1,575/税込)をご予約のお客様(お電話でも可)、先着100名様に1階レジカウンターにてイベント参加整理券を配布しております。


<大阪>
『イノセント・ゲリラの祝祭』刊行記念海堂尊さんサイン会紀伊國屋書店梅田本店

■日時 11月15日(土) 14:00~
■会場 紀伊國屋書店梅田本店 店内特設会場
■参加方法 ◎10月31日より、紀伊國屋書店梅田本店2番カウンターにて、『イノセント・ゲリラの祝祭』(宝島社、税込1,575円、11月6日発売予定)をご予約された先着150名様に整理券を配布いたします。


*詳しくはそれぞれのHPへ!




海堂さんニュース | 2008-11-02(Sun) 22:31:15 | トラックバック:(0) | コメント:(0)

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